◆TUEETニュースレター◆
『「真の自己・解脱」とは何か?』
金の精錬と魂の浄化――散在するものを集める
金鉱山では、純粋な金が存在している訳ではなく、金が含まれた鉱石があります。この石そのものの価値は安価ですが、その中に散りばめられた金粉の価値は、高価になります。
金は金です。この鉱石の中に散在している金は、純度99.99%の金塊(いわゆるクワッドナイン)と本質的には全く同じものです。
違いは何でしょうか? それは、金が「散らばっているか」「集中しているか」という状態の違いだけです。
ここで重要な問いが生まれます。「浄化(purification)」の反対は何でしょうか? 答えは「濃縮(concentration)」です。では、濃縮のプロセスとは何を意味するのでしょうか?
それは、あるものから別のものを抽出し、一か所に集めることです。金の精錬とは、まさにこのプロセスなのです。鉱石という母岩の中に散在している金粒子を、化学的・物理的なプロセスによって抽出し、一か所に集める――これが「精錬」です(1)。
この比喩は、古代から数千年にわたって、霊的な教えの中核をなしてきました。金の精錬は、魂の浄化のプロセスを象徴しているのです。
しかし、ここで多くの人々が混乱します。「魂は本質的に純粋であるならば、なぜ浄化が必要なのか?」という疑問です・・・・・・・・

















