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『ブースター接種は必要ない』

ファウチの国立アレルギー感染病研究所(NIAID)やWHOなどの資金を受けている研究者が、新型コロナ遺伝子ワクチンのブースターショットについての見解を述べたレヴュー論文(オリジナルの研究データなし)が報告されています(Considerations in boosting COVID-19 vaccine immune responses. Lancet. 2021 Sep 14 doi: 10.1016/S0140-6736(21)02046-8)。

 

彼らは、「遺伝子ワクチンは、その種類を問わず、新型コロナウイルス感染の重症化を防ぐ効果がある」としています(遺伝子ワクチンは感染予防の効果は低いことは認めている)。

 

これはエビデンスレベルの低い観察研究の結果をかき集めたもので、ランダム化比較試験という当初の臨床試験のデザインの結果(最も信頼性が高い)ではありません。

しかし、ブースター接種については、「重症化予防の大幅な低下を示すエビデンスは確認されていないこと」および「現行の遺伝子ワクチンは、たとえデルタ株に感染しても、重症化予防に対する十分な効果があり、ブースター接種は不要である」を認めています。

 

さらに、心筋炎やギラン・バレー症候群に代表される遺伝子ワクチンの有害事象が報告されているため、「効果の確かめられていないブースター接種によってこれらの有害事象が多発すれば、大衆の遺伝子ワクチンそのものの接種拒否につながりかねない」と懸念しています。

さすがのワクチン推進御用学者たちでも、ブースターショットいうあまりにもの悪ノリには警告を出さずにはいられないほど、自分の身にも危険(生きている間に非難される、地位を失う)が降りかかると思ったのでしょう。

 


しかし、新型コロナに関しては、最初からエビデンスもリアルサイエンスも無視したやり方に終始しています。

ブースターショットの議論の本質は、嘘をつくのも「ほどほどに」ということだけです(^_−)−☆。

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