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『あるボディビルダーの告白』

 

たまたまあるボディビルダーのチャンピオンのインタヴューを見ると、とても興味深い告白をしていました・・・・

そのボディビルダーには慢性的な悩みがあるといいます。

その慢性的な悩みとは・・・・・

「腸の調子が悪い」ことでした。

消化もうまくいかないと言っていました。

なぜでしょうか?

長時間の運動(特に長時間の有酸素運動系)を定期的に行っている人は、癌の悪液質(癌の末期の劇的な痩せ)チックな感じになります。

その原因は、拙著『慢性病は現代食から』にあります!

長時間の運動は、腸からエンドトキシン(内毒素)が血液中に入るために、全身で炎症を引き起こすのです(Can J Physiol Pharmacol. 1998 May;76(5):479-84)。

特に過酷な環境でのサイクリングやランニング(日本の夏場など)では、エンドトキシンによる炎症が悪化します(The FASEB Journal 31(1 Supplement):1085.9 · April 2017)。

ボディビルも筋トレのやりすぎで、これと同じ状態を引き起こすということです。

軽い筋トレは、むしろエンドトキシンによる炎症を抑える作用があります(J Appl Physiol (1985). 2019 Jul 1;127(1):254-263)。

しかし、筋トレもやりすぎは禁物ですね(^_-)-☆。

ジムで毎日3時間もトレーニングをしているのに、一向に筋肉がつかないというあなた(というか、つい最近の私でした(^^♪)。

それはエンドトキシンが増えているサインです(^_-)-☆。

 

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