現代免疫学では、ウイルスなる病原体に感染すると抗体が作られることで、再感染しなくなるという「抗体仮説」が唱えられています。
しかし、今回のオミクロン株感染では、高い抗体値を維持していても再感染率が高いことが明らかになっています(Antibody titers and breakthrough infections with Omicron SARS-CoV-2. J Infect. 2022;84(4):e13–e15)。
オミクロン株感染では、遺伝子ワクチン接種後に起こるデルタ株感染と比較して2.4倍の抗体値を獲得しているにも関わらず、デルタよりも再感染率が高いのです。
最初に感染して、再び同じ新型コロナウイルスに再感染する期間は、第1波〜第5波と時間が経過するにつれて、短くなっていることがフランスの最新の研究で報告されています(High rate of reinfection with the SARS-CoV-2 Omicron variant. J Infect. 2022 Aug; 85(2): 174–211)。
ちなみに、フランスで起こった新型コロナ感染流行の第1波〜第5波は、以下の期間になっています。
第1波(2020年11-20週、武漢変異型)
第2波(2020 年29週〜 2021 年9週、武漢変異型)
第3波(2021 年27-42週、アルファ変異型)
第4波(2021年 42週-2021年 42週、デルタ変異型)
第5波(2021年 42週-2022年9週、オミクロン変異型)
再感染率は、第1波で0.2% 、第2波で0.3% 、第3波で1.5%、 第4波で1.5% 、 第5波6.8%になっています。
従来の免疫学の「抗体仮説」では、短期間で同じウイルスに再感染することは起こり得ないはずです。
しかし、現実では高い抗体を維持しても、再感染率が時間経過とともに上昇しているのです。
その理由は、「抗体が出来ると、そのウイルスに対する免疫ができる」という「抗体仮説」がサイエンスではないということがまず挙げられます。
さらに、時間経過するにつれて再感染率がアップしていくのは、紛れもなく遺伝子ワクチンという毒物が免疫(形態形成維持)を低下させているからです(健常者でも時間経過するにつれて、遺伝子ワクチン接種者からの様々なエクソソーム・シェディングに感染する)。
「抗体仮説」は、ワクチンという詐欺行為(snake oil)を正当化するためのファンタジー(権力者の大衆操作)なのです。
そのファンタジーが生まれたワクチンなる詐欺行為によって、さらに再感染率が高まっているというのが、現在のニュー・ノーマルです。
「抗体仮説」は、拙著『ウイルスは存在しない』および『ワクチンの真実』でお伝えしたように、ワクチンという生物兵器を合法的に流布するために創作されたファンタジーであることを現実のデータが示唆しています(^_−)−☆。