自閉症スペクトラム(Autism spectrum disorder (ASD))は、周囲とのコミュニケーションがとれないメインの問題(the main core symptom)を抱えていますが、それ以外にも不穏、多動、自傷行為、攻撃性、抑うつ、不安などの書状も認められる状態です。
不穏、多動、自傷行為、攻撃性、抑うつ、不安などは、いつもお伝えしているセロトニン、エストロゲン過剰がもたらす典型的症状です。
自閉症のこれらの症状がある作用によって軽減したという興味深い研究が報告されています(Koch E and Demontis D (2022), Drug repurposing candidates to treat core symptoms in autism spectrum disorder. Front. Pharmacol. 13:995439. doi: 10.3389/fphar.2022.995439)。
自閉症の中核兆候であるコニュニケーション問題を改善した物質は、下痢止めのロペラマイド(ロペミン)、ブロモクリプチンなどの抗セロトニン作用を持つもの。
そして、プロゲステロンでした。
プロゲステロンは最強の抗エストロゲン物質です。
もちろん、このような薬剤を用いるまでもなく、糖質はセロトニン、エストロゲンの両方を低下させてくれます。
したがって、自閉症に顕著に認められる社会性の問題も、セロトニン、エストロゲン過剰によって引き起こされていることがこの最新の研究からも裏づけられています。
自閉症の急増の原因の一つに、子供の複数回に及ぶワクチン接種にあることを拙著でお伝えしました。
このワクチンによる脳の炎症も、最終的にはセロトニン、エストロゲンが過剰産生されることで、自閉症スペクトラムと呼ばれている諸症状を引き起こすのです。
もちろん、子供だけでなく、成人でも不安、焦燥、攻撃性、うつなどの一連の症状は、ほとんどの現代人が抱えている問題です。
これもコミュニティ、そして人間の間の信頼関係を損なう結果につながるため、権力者たちの「分断・統治(divide and conquer)」に用いられています。
なぜ現代医学で、オメガ3などのプーファだけでなく、セロトニン・エストロゲンの礼賛が止まないのかがお分かりになると思います(^_−)−☆。