27人の研究者や医師たちのグループが、米国食品医薬品局(FDA)に対して、「新型コロナ遺伝子注射(ワクチン)に関する正式承認の適正化」について懇願書を提出したことが「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」誌のオピニオンに掲載されました(『Why we petitioned the FDA to refrain from fully approving any covid-19 vaccine this year』 the BMJ opinion, June 8, 2021)(filed under Docket ID FDA-2021-P-0521 on regulations.gov.)。
この懇願書は、「思考・判断能力」といった現代人が最も発達が未熟(発達しないように餌付けされている(^_−)−☆)な左脳機能を鍛える上でも勉強になりますので、その要点をご紹介したいと思います。
(要約開始)
まずこの懇願書では、遺伝子注射が利益よりもリスクが上回るあるいはその反対であるといった主張はしてないと立場を明確にする。
それよりも、フェーズ3の臨床試験が終わっていない現段階で、遺伝子注射(遺伝子治療と文面では表現している)の安全性や効果を評価する手続きそのものに問題がある。
現在、有名医学雑誌(権力者の所有する製薬会社のマーケット部門(^_−)−☆)に掲載されている夥しい遺伝子注射に関する論文は、中間解析である。
FDAは、(姑息な)中間解析ではなく、臨床試験が終了した時点のフルのデータを元に正式な認可を判断すべきである。
さらに、安全性については、遺伝子注射によって産生されるスパイクタンパク質の生体内分布(biodistribution)や組織毒性の評価データを製薬会社から提出させなければならない。
また、すでに新型コロナウイルスに感染した人たち、子供、妊婦や慢性病を抱えている人たちに対する遺伝子ワクチンのデータも提出させるべきである。
FDAは、「新型コロナフェイクパンデミックを止める」と何も現段階で急いで(ゲイツたちの圧力で(^_−)−☆)遺伝子注射の正式な認可をおろす必要はない。なぜなら、現時点でも緊急使用という名目のもと、実際は誰でも遺伝子注射を受けることができるからである。
すでに新型コロナウイルスの緊急事態が終了しているにも関わらず、まだ緊急使用が認められているのだから。
「新型コロナ遺伝子注射の接種率が思ったように伸びずに、多くの市民が足踏み(vaccine hesitancy)をしているのは、正式に認可していないからだ」というのは、まったくFDAとは無関係の問題(詭弁)である。FDAの決定は、あくまでもその薬剤の安全性と効果のフルのデータを評価することでなされるべきである。
さらに長期的にFDAのような公的機関の信頼を損なうことになっているのは、根拠に乏しいエモーショナルかつ無責任な陰謀論(これも自分のための金儲けです(^_−)−☆)で遺伝子注射の恐怖を植え付けている一部の人間ではないことが重要です。
それよりも、本当に公的機関も含めた腐敗に気付いていても、黙っている人たち(保身のため)が多数存在することです(そのことを忘れないように(^_−)−☆)。
今回、もし時期尚早に遺伝子注射を認可するようなことをしでかせば、公的機関に対する大衆の信頼の低下が深刻なレベルに達することになる。
(要約終了)
みなさん、どうでしたでしょうか?
もちろん遺伝子注射のリスクが高いことは承知の上ですが、その前に政府当局がするべき仕事にフォーカスして要点を突いています。
遺伝子注射のリスクがこれもあれもといった論拠を挙げるより、論点が明確になってより効果的になっています。
つまり、そもそも論を冷静に思い出させることで、余分な詭弁を引き出さないようにしているのです。
各個撃破のオーソドックスな手法です。
この嘆願書に対して「回答なし」であれば、そのような政府機関は必要ないということになります(^_−)−☆。