先日、ニューヨーク・タイムズ誌に疫学者なる医師の意見が掲載されていました。
その内容は、「ワクチンは自然免疫より優れている」というWHO(世界保健機構)と同じリアルサイエンスとは真逆の主張でした(『Why Are So Many of My Fellow Health Workers Unvaccinated?』The New York Times, May 28, 2021)。
WHOは、長年、「ワクチンは自然免疫より優れている」と主張し、ゲイツのワクチン利権に加担してきました。
もちろん、この主張をバックアップするエビデンスもこの記事には掲載されていません。
おそらくお金をつかまされたのか、保身のために忖度したのかどちらかでしょう。
ワクチンが開発されたときから、ワクチンと自然免疫はまったく異なるものであることを拙著『ワクチンの真実』でもお伝えしました。
今回の新型コロナウイルス感染でもこのことが証明されています。
なんと、ワクチン接種よりも自然免疫(新型コロナに一度感染したケース)の方が、新型コロナウイルス再感染率が低かったのです(Necessity of COVID-19 vaccination in previously infected individuals. medRxiv preprint doi: https://doi.org/10.1101/2021.06.01.21258176;)。
この研究では、米国のクリーブランドクリニックのスタッフを対象に5ヶ月間の観察期間のデータを収集しています。
この5ヶ月間で、新型コロナウイルス感染症と診断された99.3%は、今まで感染したことがなく、かつワクチン接種もしていない人たちでした。
残りの0.7%は、今まで感染したことがなく、ワクチン接種を受けた人です。
今まで新型コロナウイルス感染を経験し、かつワクチン接種を受けていない人たちは、1人として感染が認められなかったのです。
もちろん、PCR検査で感染を判断している時点で、このような論文のデータは意味がありませんが、それを前提にしても、自然感染はワクチンよりも優れていたという結果です。
フェイクサイエンスの上に成り立った研究でさえも権力者にとって都合の悪い結果が出るのですから、ゴリ押しするしかないというのが本音でしょう。
過去記事でもお伝えしたように、新型コロナの自然感染では半永久的にリンパ球(T細胞)の活性化が認められています。
ランド・ポールの主張の方が正しかったということですね(^_−)−☆。