『支配的パラダイムの崩壊:薬剤フェイク(コレステロール降下剤)編』

現在、日本でも最も多く処方されている医薬品は、スタチン製剤と呼ばれるコレステロール降下剤です。

この薬は、いわゆる現代医学や一般健康ポップカルチャーで悪玉コレステロールと“ありがたい”汚名を被せられているLDLコレステロールの合成をブロックするものです。

私は拙著を含め、LDLコレステロールは糖に次いで重要な抗ストレス物質であることをここ十年お伝えしてきました。

LDLコレステロールがなければ、プーファ、エストロゲンや重金属などの毒性物質をデトックスできないばかりか、脂溶性ビタミン(A,D,E,K)も吸収できません。

それよりも問題になるのは、あらゆるストレスに対応する保護ホルモンができなくなることです。

ちなみにオメガ3が最も危険な物質であることは、このコレステロール降下剤を同じく、LDLコレステロールの合成をブロックする作用もあるからです。

なぜ、私たちにとって最重要物質であるLDLコレステロールの合成をブロックする必要があるのか?

もちろん、人口削減になるからですが、表向きの説明に最大限利用されたのは・・・・・・

それは、心臓血管疾患のリスクを高めるという「脂質仮説」をある財団の肝煎で仕立て上げられたからです(研究者たちが金で飼われたということです)。

これは簡単に表現すると、「奴隷は動物性食品など食べるな。GM穀物を食べておけ」ということなのです。

さて、最新の研究で、ようやく「脂質仮説」フェイクにメスを入れる内容が報告されました。

これまで現代医学は、総コレステロール値と心臓血管疾患の関係はないことをしぶしぶ認めましたが、今回はさらに踏み込んで悪玉コレステロールとされるLDLコレステロールと心臓血管疾患の関係もないことを明確に示しています(BMJ Evid Based Med. 2020 Aug 3;bmjebm-2020-111413)。

LDLコレステロールの合成をブロックするコレステロール降下剤投与のガイドライン(医師が薬を投与する基準)は以下の様になっています。

①  心血管疾患の既往

②  成人糖尿病

③  LDL-C値190mg/dL以上

④  高齢・家族歴などの因子により10年心臓血管リスクが7.5%以上である者

医師が従っているこれらの条件は実は何のエビデンスもないことが示されています(エビデンスレベルが最も高いランダム化比較試験という臨床試験では、コレステロール降下剤の心臓血管疾患予防効果や死亡率の低下は認められない)。

それどころか、逆にコレステロール降下剤を投与していないグループの方が、死亡および心臓血管疾患のリスクが低いことが明確にされたのです。

これはリアルサイエンスでは、当然の結果です。

LDLコレステロールの合成をブロックすると、今回の新型コロナウイルス感染症などの“感染症(実際は存在しない)”と呼ばれている病態も含めあらゆる慢性病に罹患するからです。

今回、この論文を取り上げた最大の理由は、以下の著者の結論にあります。

「ほとんどの科学分野では、矛盾するエビデンスの存在が、パラダイムシフトや疑わしい仮説の修正につながっていくのが普通だが、LDL-コレステロール低下と心臓血管疾患予防の事例では、支配的なパラダイムに沿わないという理由だけで、矛盾するエビデンスがほとんど無視され続けてきた」

人類の歴史では、“支配的なパラダイム”に沿わないという理由だけで、矛盾するエビデンスがほとんど無視される・・・・・・・・・だけでなく検閲・抑圧されてきました。

これは現在のエビデンスなど度外視のロックダウン、強制ワクチン、強制マスク、抗ウイルス薬投与などにもぴったりと当てはまります。

それどころか、ビッグバンなどの宇宙仮説や重力仮説に始まる物理学の分野を含めたサイエンス全般でもまったく同じことが言えます(これらも大きなフェイクです(^_−)−☆)。

人類の歴史を支配してきたのは、リアルサイエンスではなく、権力者の意向に沿う支配的パラダイムという“宗教(ねじ曲げられた現実)”であることが俯瞰できるのです(^_−)−☆。

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