新型コロナウイルス感染症だけでなく、他の感染症においても、マスク着用による感染予防効果の確たるエビデンスがないことを過去記事でもお伝えしてきました。
長時間のマスク着用や運動中の着用は、逆に低酸素になるため、免疫抑制がかかり、感染症に罹りやすくなります。
今回は、誤った仮説である「病原体仮説(germ theory)」にのっとってもマスク着用による注意すべき悪影響があることについて、要点をまとめてお伝えしていきたいと思います。
1. マスクが感染源(biohazard)になる
感染者でかつ有病者(症状がある人)が、マスクをしていると、吐く息のエアロゾルや飛沫がマスクの線維に一部付着。それをまた吸い込むことで、感染症を悪化させる。
私たちは1時間に平均して15~23回手で顔を触る(J Occup Environ Hyg. 2008 Jun;5(6):347-52)(Am J Infect Control [Internet]. 2015;43(2):112–4)。マスクを頻回に手で触ることでもマスクが汚染される(JAMA. 2020 Apr 17)。
また、化繊の使い捨てマスクそのものが、感染源になる(BMJ 2020; 369)。
2.マスク着用によって、むしろ感染予防がおろそかになる
マスク着用は私たちに「感染が予防できる」という誤った安心(false senseof security)を与え、他の感染予防行動がおろそかになって、むしろ感染症になりやすくなる(BMJ2020;369:m1435)。
これは、子供にチャイルドシートをしていると、安心してスピードを出して運転する心理と同じです(チャイルドシートがない方が、慎重に運転する)。
3.マスクによって自家感染する
マスクのため、吐いた息が自分の目に入る。このため、目を触る行動が多くなる。感染者で有病者であれば、自分で自分自身を感染させることになる。
4.マスクによって過呼吸になる
マスクは低酸素のため、頻呼吸〜過呼吸になる(Respir Care2020;65:658-64)。過呼吸によって、二酸化炭素が失われることで、さらに低酸素→免疫抑制→感染症になる(ボーア効果)。
5.マスクによって余計人間の距離が縮まる
マスクによって、声の音量および質が低下するため、会話の際に、マスクをしていないときよりも、より近くに寄るようになる(social distancingで感染予防というのはフェイクサイエンスですが・・・・)。
6. 使い捨てマスクが環境汚染を招く
化繊のマスクはポリエチレンなどのエストロゲン様物質で構成されています(Environ Health Perspect. 2011 Jul 1; 119(7): 989–996)。したがって、大量のマスク産生時および廃棄時の両方で、甚大な環境汚染を引き起こしています(一方でデュポンとその傘下は大儲けです(^_−)−☆)。
7.大衆を分断する
これは過去記事でもお伝えしてきたように、マスク強制というのは、テクノクラットの世界全体を巻き込んだ心理実験(social engineering)です。同調圧力を高めることで、真実を追求する(システムに抵抗する)人々のコアンプライアンスを高める(従順にさせる)実験です。
過去記事でお伝えした感染症におけるマスクの意義に付随して、マスクがいかに生命体にとっても地球環境にとっても甚大な悪影響を与えているのかを再認識して頂ければ幸いです(^_−)−☆。