『狼少年に注意!:無症状者は感染源にならない』

今年の6月3日に、またマスコミが喜んで飛びつく(支配者からOKが出る)論文が発表されていました(Ann Intern Med. 2020 Jun 3;M20-3012)。

それは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)では無症状の人の割合は40~45%にものぼる。これらの人が感染を拡大させる危険性がある・・・・・

この論文を読んで驚いたのは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に感染したものの症状を全く発現しない無症状(asymptomatic)の者と、感染し無症状だったが症状を発現する前段階(presymptomatic)の者との区別を行っていないことでした。

OMG!

この2つの意味合いはまったく違います。

病気の発症は、最初は誰でも無症状なのは当然。

しかし、最初から最後までウイルス陽性でも発症しないなら、それは健康人であり、健康人がウイルス陽性でも他人に感染させるかどうかが焦点なはずです。

なぜなら、健康人が保菌者で他者に感染させることを証明しないと、マスクや隔離政策はフェイクになるからです(マスクや隔離は感染症を増やしますが・・・(^_−)−☆)。

この論文では、健康人に、その後発症する有病者を混ぜて統計を出しているのです。

本来なら、のちに発症する人たち(presymptomatic)まで、無症状のカテゴリーに入れてはいけません。

したがって、この論文は「無症状の健康人が感染源となる」という誤解を“意図”的に与えるプロパガンダなのです。

それでは、再度、健康人が保菌者(検査自体が不正確ですが)であった場合に、他者に感染させるのかどうかを再度見ていきましょう。

過去記事の「健康人はマスクをしてはならない理由」で、“無症状者でかつPCR検査で新型コロナウイルス陽性と出たいわゆる保菌者からは感染しない”という

contact tracing の研究をご紹介しました。

さらに台湾の研究でも、無症状者の保菌者からの感染は認められなかったことが報告されています(JAMA Intern Med. 2020 May 1 : e202020)。

ベトナムの疫学調査では、無症状者でかつPCR検査で新型コロナウイルス陽性と出たいわゆる保菌者13名のうち2名(15%)のみが他に感染させた可能性があるという結果が報告されました(medRxiv preprint doi: https://doi.org/10.1101/2020.04.27.20082347)。

保菌者であっても無症状者であれば、ほとんどは感染の危険性はないということです。

この保菌者2名との接触が関与したとされる2名(PCR検査で陽性)の症状は、軽い感冒症状のみでした。

しかも、ここが大事なところですが、この2名から感染拡大してクラスターになったという事実はありません。

1人の保菌者が街中でウイルス(病原性ウイルスはまだ存在自体が確かめられていません)やバクテリアをばら撒くことで、感染爆発するというイメージを映画「コンティジョン」などで植え付けられていますが、それは現実ではあり得ないということです。

PCR検査はウイルス感染症の診断に用いている時点で、リアルサイエンスの議論の対象にはなりませんが、仮にそれが正しいとしましょう。

ごく少数であっても、保菌者で無症状の人からも感染すると言いたいのかも知れません。

しかし、ここで立ち止まってよーく考えてください。

この2名の感冒症状が新型コロナウイルスの感染で起こっているという因果関係を示す証明は何ひとつされていません。ただ、PCR検査で陽性だったというだけです。

このベトナムの調査研究でも、実際に無症状者の咽頭ぬがい液(新型ウイルスが存在しているはずと夢想している(^_−)−☆)を実験的に感染性があるかどうかを確認していないと正直に述べています。

つまり、この2名のPCR検査は単なる偽陽性(検査の間違い)である可能性もあるということです。

あるいは、かりに本当に陽性であっても相関関係にすぎない可能性があるのです。感冒症状とウイルスの存在には何の因果関係もないということです(感染症の病態の人を調べると、たまたまウイルスと呼ばれている遺伝子が検出されるだけ)。

感冒症状の最大の原因は、腸の不調からくることを過去のパレオ協会のニュースレター等で繰り返しお伝えしてきました。単なる便秘から来ている可能性もあるのです(他にもリーキーガットやSIBOなども感冒症状を呈する)。

ちなみに、ダイアモンドプリンセス号の最新の疫学的調査で、最初から無症状の人は、保菌者(PCR検査で陽性)であっても、ほとんどは発症しないことも明らかにされています(N Engl J Med. 2020 Jun 12)。

新型コロナウイルス感染症では、保菌者(その概念自体が幻想)と呼ばれる人たちは、他の人に感染させることも証明されていないし、自分も発症しないといことです。

この事実をポロッと漏らしたWHOは、すぐに批判を受けたことは記憶に新しいです。

なぜなら、各国のマスク強要や自宅監禁などの政策の根拠がフェイクサイエンスであったことがバレるからです(ただ世界統一政府のテクノクラットに「やれ」と言われただけ)。

PCR検査自体がウイルス感染を証明することができないので、それを採用している時点で、本来は新型コロナウイルス感染症に関するほとんどの疫学的調査は無効です(リアルサイエンスではない)。

しかし、その不正確なPCR検査でもってしても、「無症状の保菌者からも感染する」ことをリアルサイエンスで証明することはできないのです。

「無症状の保菌者からも感染する」とフェイクサイエンスを並べ立てていくら太鼓を鳴らしても、それは誰も相手にしないオオカミ少年に過ぎません。

世界政府はオオカミ少年なのです(^_−)−☆。

関連記事

  1. 『フードファシズム:「栄養素」という還元主義!』

  2. 『腸内細菌の増殖と血管のトラブル!』

  3. 『バイオ・ミートは如何?』

  4. 『免疫抑制を解除する森林浴!』

  5. 『遅い夕食は体に悪い?』

  6. 『歯のフッ素症(dental fluorosis)の蔓延』

  7. 『あなたの脂肪から炎症が始まる!』~輸血が怖い理由

  8. 『なぜ子供は学校に行きたくないとお腹が痛くなるのか?』