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『”困ったときの「ステロイド」”は正しいのか?』

日本感染症学会に神奈川の病院が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対して吸入ステロイド薬(シクレソニド)で改善した症例を報告しています。

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現代医学はとにかく困ったときは「ステロイド」です。

ステロイドは短期的には“免疫抑制”作用を発揮するため、症状が一時的に“消えた”様に見えるからです。

しかし、今回の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は明らかに“免疫抑制”状態の高齢者がターゲットです。

ステロイドを使用すると、より新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹患しやすいということです(^_−)−☆。

さて、そのステロイドであるコルチゾールは、悪性の乳がん(triple-negative breast cancer)を増大させることが最新の研究で報告されました(Breast Cancer Res Treat, 180 (1), 97-110 Feb 2020)。

この悪性の乳がん(triple-negative breast cancer)は、アンドロゲン(DHT)では縮小することも併せて報告されました(これは以前もお伝えしました)。

現代医学では、前立腺がんはアンドロゲンで起こるとされています。

これも大嘘で、実際は、アンドロゲン(DHT)は、前立腺がんを縮小させるのです。

プロゲステロンやアンドロゲンといったホルモンを私は「保護ホルモン」と呼んでいます。

これらの「保護ホルモン」は、いずれも強力な抗コルチゾール、および抗エストロゲン作用を持つため、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)をはじめとした感染症だけでなく、がんなどの慢性病に有効です。

現代医学の困ったときの「ステロイド」。

これは長期的には逆に炎症を悪化させ、最終的には乳がんなどの癌まで発症させる危険な薬なのです。

全ての物事において短期的な“弥縫策(びほうさく)”は後の破局的は破壊をもたらすということが理解できないのなら、その様な種は滅びることは間違い無いでしょう。

 

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