『人体に異物を入れること:乳房再建術の危険!』

 

乳房再建術または乳房増大(豊胸)術でブレスト・インプラント(ゲル充填人工乳房)を挿入されたケースに対して、癌のリスクが高まることをFDA(米国の厚生省)が勧告を2019年2月出しています。

日本でもようやく同じ警告が発表されました。

乳房インプラントのあとに発生するガンは、T 細胞性非ホジキンリンパ腫の中でも稀な型の「未分化大細胞型リンパ腫(, ALCL)」というリンパ腫です。

(インプラント外殻の性状がテクスチャードタイプの使用例での発症が報告されている一方で、スムースタイプのインプラントのみを埋入した症例での報告はありませんが、スムースタイプでの発症を完全には否定できません。)

すでにこの乳房再建術後のリンパ腫発生は、世界で500人を超えています(これは報告があった数だけであり、実際はその何倍もあるはずです)。そして、16人の死亡が確認されています。

特徴としては、インプラントの周囲に炎症が起こっているということ。

そして、インプラント周囲が慢性炎症によって、ゴムのように硬くなっている(線維化)ことです。

基礎医学(免疫学総論)でもお伝えしているように、この線維化の次に起こることがガンの形成です。

今回の乳房再建のケースは、リンパ腫というガンになるということです。

インプラントで乳房に注入されるジェルの中には、主成分のシリコン以外にも、さまざまなビニル化合物、ベンゼンなどの芳香族炭化水素( aromatic hydrocarbons)や重金属が混ざっています(Aesthet Surg J. 2019 Jan 31;39(Supplement_1):S21-S27)。

これらはタバコや工場から出る煤煙と同じ成分であり、大豆と同じ強いエストロゲン作用をします。

最新の論文を調べても、このインプラントにどのような成分が入っているかは企業秘密になっているため、実際に何に炎症が引き起こされているかは特定できていません。

しかし、人体に入れる異物が、確実に「炎症ゴミ」(私の命名です(^_-)-☆)となって、炎症を引き起こしていることは間違いありません。

それに高濃度のエストロゲン物質によって、胸腺、甲状腺がダメージを受けるため、免疫細胞がコントロール不良となっているのです。

また、「未分化大細胞型リンパ腫(anaplastic large cell lymphoma, ALCL)」 は、他の人工物(整形外科用インプラント、歯科インプラント、注入ポート等)埋入症例でも報告されています。

人体に異物を入れる・・・・・

もちろん、私たちあるいは子供たちの体に異物を入れないことが最優先ですが、ワクチンをはじめ、ありとあらゆる方法で、異物挿入の機会を狙っています。

マイクロチップの実験がうまくいかないのは、糖のエネルギー代謝が回っていると、それをチップをゴミ処理して尿や便から排出するからです(^_-)-☆。

世間で糖質制限、ベジタリアン、マクロビ、ケトン食、ファスティングなどの非生理的な食事法が推奨されているのも、糖のエネルギー代謝を低下させることで、マイクロチップの体内留置を促進するという理由もあるのです(私たちが考えるほど管理体制は甘くはありません)。

もし、すでに豊胸手術や乳がんのあとの再建術で、このような危険な物質を体内に入れてしまった方には、できるだけ早く取り除くことと同時に糖のエネルギー代謝を高めることをお勧めします(^_-)-☆。

 

関連記事

  1. 『日本の職場の現状報告』

  2. 『不世出の政治家:田中角栄〜俯瞰シリーズ』

  3. 『ファイザーの臨床試験の中身〜サイエンス再検討シリーズ』

  4. 『高タンパク質食は健康に良いのか?〜エネルギー栄養学シリーズ』

  5. 『バイオ・ミートは如何?』

  6. 『独裁国家への道順〜俯瞰シリーズ』

  7. 『オミクロン変異型が原因という証拠はゼロ〜検証シリーズ』

  8. 『自殺する子供たち:戦時下の世界の犠牲者』