二酸化炭素(CO2)も「地球温暖化」という作話によって、悪者になっています。
いやいや、
生物学でも単なるヒトの排出物であって、よい印象がなかったような気がします。
その反対の酸素はいまだに信仰されていますが・・・・・
さて、重曹(炭酸水素ナトリウム)、炭酸マグネシウムなどは強力な抗ガン作用(その他多くの健康効果を持つ(^_-)-☆)を持っていることはあまり知られていません。
今回、炭酸カルシウムを用いた実験で、ガンの再発を予防する効果があることが報告されています(Nature Nanotechnology (2018)
)。
この研究では、炭酸カルシウムと免疫チェックポイント阻害剤(今、売り出し中の抗ガン剤(#^.^#))との混合物を与えています。
その結果、マクロファージ(食細胞)が活性化して、ガン細胞を処理したのです。ガン細胞は通常では、マクロファージでは処理できないように不能の状態に置かれています。
この不能状態のマクロファージが活性化したのは、炭酸カルシウムの炭酸の作用です。
炭酸は血液中に入ると重炭酸イオンになりますが、細胞内では一部は二酸化炭素に変換されます。
細胞内で二酸化炭素が増えると糖のエネルギー代謝が回復するのです。
マクロファージが二酸化炭素によって蘇ったために、ガン細胞を処理できたのです。
研究者はこのことを分かっていて、炭酸カルシウムを使ったのかどうかは定かではありませんが、やはり二酸化炭素の力をまた再確認した研究内容でした(#^.^#)。
二酸化炭素がなぜここまで力を持っているかは、すべてをつなげ合わせると次第に分かってきますので、ご安心ください。