焦げ付かない便利なフライパンとしてテフロン加工したフライパンをお使いになっていませんか?
焦げ付かないということは、植物油脂油不要だから、環境や私たちの健康にとっても一石二鳥・・・・・
とはいかないことが、最新の研究で明らかになりました(J Clin Endocrinol Metab. 2018 Nov 6)。
テフロン加工したフライパン. フッ素樹脂(テフロン)は1930年代に、デュポン社によって発見され、商標名テフロン®として市場に紹介されました。
テフロンとはフッ素化合物なのです。
フッ素化合物は強力な甲状腺障害物質でした。
今回の研究では、テフロンのフッ素化合物(PFC)は、アンドロゲン(テストステロン)の作用をブロックしてしまうホルモンかく乱物質であることが再確認されています。
その結果、テフロンへの暴露によって、男性のペニスが小さくなり、不妊(精子の機能不全)などがもたらされるということでした。
アンドロゲン(テストステロン)をブロックするのは、エストロゲンというホルモンです。
このような人工的な化合物は基本的にエストロゲン作用をすることがよく分かります。
エストロゲンは過剰になると、ガン、自己免疫疾患、アトピー性皮膚炎などあらゆる慢性病を引き起こします。
テフロン加工は、フライパンだけでなく、鍋、ガスレンジ、炊飯器の内釜などの調理器具や、防寒着、雨具、靴などの繊維製品などにも使用されています。
すでにデュポン社は工場からのフッ素化合物(PFC)の流出による環境汚染で多額(といっても利益額には比較にならない)の賠償金を米国ウエストバージニア州などで支払っています。
TPP(それに付随する各条項)によって、このような環境汚染が正当化されるのですから、美しい日本はもう過去のものになりつつあるのですね。。。
これではどう考えても持続不可能ですよね。