『ファスティングと人工ウイルス〜リアルサイエンスシリーズ』

 

糖質制限(ケトン食タイプも)やファスティング(断食)がいかに危険であるかを多数のエビデンスでお伝えしたものが拙著『慢性病の原因は“メタボリック・スイッチ”にあった』です。

 

 

2020年から実行された人工ウイルスと遺伝子ワクチンの人口削減効果は、スパイクタンパク質にあるとされる論文が多数出ています。

 

 

スパイクタンパク質は、遺伝子ワクチン接種者の体内で産生され続ける設計であり、未接種者にもシェディングという形で伝播していきます。

 

 

そのスパイクタンパク質は、私たちのストレスシステムを過剰に刺激して、動脈硬化などの病態を作り出します。

 

 

特に「レニンーアンジオテンシンーアルドステロン系(RAA system)」を刺激することで、血管だけでなく、全身に炎症を引き起こします。

 

さて、最新の研究で、短時間(24~48時間)のファスティング(断食)で、このスパイクタンパク質がもたらす効果と同じ作用をもたらすことが報告されました(Effect of time-restricted eating on sex hormone levels in premenopausal and postmenopausal females. Obesity (Silver Spring). 2022 Oct 6. doi: 10.1002/oby.23562)。

 

 

女性を対象とした臨床実験において、短時間のファスティングは、コレステロールからのステロイドホルモン合成に異常を来すことが分かりました。

 

 

 

具体的には、コレステロールからの最終産物のステロイドがアルデステロンやコルチゾールといったストレスホルモンに変換されていくことが明らかにされたのです。

 

保護ホルモンであるテストステロン系には変換されていきません。

 

 

テストステロン系のDHEAは、女性の卵巣機能や卵子の質を高める作用があるため、不妊クリニックでも処方されているステロイドです。

 

 

コレステロールからのエストロゲン合成も減るのですが、ファスティングはアロマテースというエストロゲン合成酵素を活性化するため、エストロゲンが減ることはありませんでした(相殺される)。

 

 

ファスティングでアルドステロンが増加するということは、スパイクタンパク質で「レニンーアンジオテンシンーアルドステロン系(RAA system)」が刺激されることと同じ作用をもたらすことになります。

 

 

さらに、ファスティングではコルチゾールが高まるため、オメガ3などのプーファの主作用である「免疫抑制」作用(=巷の表現で言うと、「免疫力が低下する」)をもたらすことにもなります(コルチゾール上昇は長期的には肥満にもなる)。

 

わざわざ人工ウイルスや遺伝子ワクチンを開発しなくても、ファスティングを奨励するだけで同じ効果が得られることを考えると、♨️権力者たちのコスパ(知能)はそれほど良くないことが分かりますね(^_−)−☆。

 

 

 

 

 

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