『ガーディアン』紙に、イギリスの遺伝学者が語った興味深い内容が掲載されています(『Global spread of autoimmune disease blamed on western diet』the Guardian, 9 Jan 2022)。
「この40年くらいの間に自己免疫疾患が世界中で急増している。これは、現代(西洋型)の食事内容が原因ではないか・・・・・」とする内容です。
関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、1型糖尿病、潰瘍性大腸炎、クローン病などの炎症性腸疾患、多発性硬化症などの自己免疫疾患がの世界中で増加しています(3〜9%毎年増加)。
このような自分の組織に慢性炎症が発生する病態は、ファストフードの世界的蔓延に見られるような食事内容の変化がその主因になっているのではないかとするものです。
これは、私が「原始人食」本以来、継続してお伝えしてきたことです。
この記事の中で興味深い点はそこではなく、
「現在では、自己免疫疾患がほとんどなかった国々でも急増を目の当たりにしている(we are now seeing some emerge in countries that never had such diseases before)」という一文です。
これまで自己免疫疾患の認められなかった国々での発症の原因は、世界中で起こっている食事内容の変化(プーファ、GMOなど)では説明がつきません。
さて、現在の自己免疫疾患の原因とは何でしょうか?
それを、矛盾なく説明できるのは、やはり遺伝子ワクチンのお注射の世界的強制以外にはありません。
今回の遺伝子ワクチンによって発生する代表的な自己免疫疾患には以下の病態が報告されています(New-onset autoimmune phenomena post-COVID-19 vaccination. Immunology. 2021 Dec 27. doi: 10.1111/imm.13443)。
・自己免疫性血栓性血小板減少性紫斑病(immune thrombotic thrombocytopenia)
・自己免疫性肝臓疾患
・ギラン・バレー症候群
・IgA 腎症
・関節リウマチ
・全身性エリテマトーデス
・多発性硬化症
・横断性脊髄炎
などが報告にあがっています。
冒頭の『ガーディアン』紙の記事は、これから遺伝子ワクチンによって急増する自己免疫疾患をカバーするナレーションだったということです。
リアルサイエンスの見地からは、現在の自己免疫疾患急増は、プーファ過剰の現代食などの生活習慣の悪化に今回の遺伝子ワクチンのダメ押しが加わったことによるものとなります。
いずれにせよ、このような有害事象が今後多発しても逃げ道を作っておきたいという意図が透けて見えるマスメディアの記事でした(^_−)−☆。