Book

『ワクチンは基本的に感染症を増強する〜リアルサイエンスシリーズ』

オミクロンを含めた新型コロナワクチンが効かない変異型の発生は、少なくともヨーロッパやアジアにおいては、ワクチン接種率拡大と強い相関関係があると最新の研究報告がなされています(Mechanisms of SARS-CoV-2 Evolution Revealing Vaccine-Resistant Mutations in Europe and America. J Phys Chem Lett. 2021 Dec 7;11850-11857)。

 

 

実際に過去記事でもお伝えした2021年7月のCDCのデータ(マサチューセッツ州)では、74%の新規感染者(デルタ変異)は遺伝子ワクチン接種者でした(Outbreak of SARS-CoV-2 Infections, Including COVID-19 Vaccine Breakthrough Infections, Associated with Large Public Gatherings – Barnstable County, Massachusetts, July 2021. MMWR Morb Mortal Wkly Rep. 2021 Aug 6;70(31):1059-1062)。

 

 

この時には、人口の69%が遺伝子ワクチン接種済みでした。

 

 

ワクチン有効率=(1-接種群罹患率/非接種群罹患率)×100で計算するとマイナスの値になります。

 

 

つまり、逆に遺伝子ワクチンが感染症を増強していることになります。

 

 

さらに今回の研究では、スパイクタンパク質に新型コロナワクチンによる抗体の効果がない変異が起こると、オリジナルの新型コロナよりも感染性は低下することも併せて報告されています。

 

したがって、オリジナルの遺伝子ワクチンに効果がないので新しいブースターショットというのであれば、それはすでに感染性の低下した変異型だという証明になります。

 

 

オミクロンに対応したブースターが必要というのであれば、オミクロンは感染性の低い変異型であるということを証明していることになるのです。

 

基本的に生命体の突然変異の大半は、その時の環境に適応できないので母胎内あるいは産まれたとしても早々に死滅していきます。

 

 

現代医学でさえも、胎児期の突然変異は奇形や死産となることくらいは知っています。

 

 

過去記事でお伝えした日本独自で進化を遂げた「自殺変異型コロナ」というのは苦し紛れの言い訳でしたが、生命現象としてはリアルサイエンスに近いのです。

 

 

従来の麻疹ウイルス、おたふく風邪ウイルスやインフルエンザウイルスなどには、ワクチンによる変異型発生が騒がれずに、なぜ新型コロナだけがこうも短期間に何度も変異を繰り返して感染が拡大するというストーリーになるのでしょうか?

 

新型コロナウイルスは、いくら人工操作されているとは言え、他のウイルスと同じ構造を持つコロナウイルスには違いありません。

 

 

私には全くそのメカニズムが理解できません。

 

感染症専門医なる人たちに、素人にも納得のいく説明をして頂きたいものです。

 

リアルサイエンスでは、生命体はいかなるワクチン(炎症を引き起こす毒性物質のチャンポン)も毒性物質とみなして反応します。しかも、注射という不自然な形でダイレクトに血液内に毒物が入ってくるのですから、糖のエネルギー代謝が十分高くないと感染症と呼ばれているような病態に陥るのは当然なのです(^_−)−☆。

 

関連記事

  1. 『なぜ現代人は考えないのか?〜俯瞰シリーズ』

  2. 『“不食”は健康をキープして長生きなのか?』

  3. 『鎮静薬と新型コロナ死亡の関係』

  4. 『ネクストパンデミック:ニパウイウルス〜俯瞰シリーズ』

  5. 『現代医療のインセンティブは?〜俯瞰シリーズ』

  6. 『感染や発症を予防しなくてもよいワクチン??〜俯瞰シリーズ』

  7. 『糖質制限、鉄剤、オメガ3:免疫抑制がガンを作る!』

  8. 『優生思想の実験場:アフリカ』