3月12日の『オフ・ガーディアン』の記事で非常に気にかかっていることがあります。タンザニア連合共和国のマグフリ大統領(John Pombe Joseph Magufuli )の消息が途絶えていることです(『Speculation grows over ‘missing’ COVID-denying president of Tanzania John Magufuli』Sky News、Speculation grows over ‘missing’ COVID-denying president of Tanzania John Magufuli)。
マグフリ大統領は、数週間公的な場で姿を現していないといいます。
過去記事および『ウイルスは存在しない』下巻に書きましたが、マグフリ大統領はPCR検査のイカサマを見抜いていました。
ヤギ、潤滑油、パパイヤ、ジャックフルール、ウズラなどから採取した検体でもPCR陽性になったことをお伝えしました。
マグフリ大統領は、新型コロナウイルス感染症は「PCR パンデミック」であると喝破していたため、タンザニアでは安全性の確認されていない遺伝子ワクチンの使用も認可していませんでした(『Tanzania president raises doubts over COVID vaccines』Al Jazeera, 27 Jan 2021)。
すかさず、ゲイツ君はマグフリ大統領を「新型コロナ否定論者(COVID denier)」 「ワクチン反対大統領(anti-vaxxer president)」「アンチサイエンス(anti-science)」「ポピュリスト(populist)」などとあらゆる“賛辞”を投げ掛けています。
マグフリ大統領は化学の修士号を持っていることもあり、サイエンスの造詣に関しては、ゲイツ君とは雲泥の差があります(^_−)−☆。
大統領が消息を断つ前に、『ガーディアン』誌に、「タンザニアの大統領を抑え込む時期が来ている」と題する優生思想丸出しの記事が掲載されました(『It’s time for Africa to rein in Tanzania’s anti-vaxxer president』Guardian、February 8 2021)。
この記事が掲載されている「Global Development」のセクションは、ゲイツ財団が資金を出しています(https://www.theguardian.com/global-development/2010/sep/14/about-this-site)。
さらにトランプ政権の国務長官だった狂人ポンペオも、タンザニアに対して経済制裁を課し、新型コロナ詐欺に加担しない大統領を脅迫しています。
実は、ピエール・ンクルンジザ(Pierre Nkurunziza)ブルンジ元大統領も新型コロナ詐欺に加担せず、WHOの役人たちを2020年5月に国外追放していました。
その翌月にピエール・ンクルンジザブルンジ大統領が、急死したのです。55歳の若さでした。
ブルンジ政府発表では、心筋梗塞の疑いとされていましたが、『ガーディアン』誌は、新型コロナウイルス感染関連死の疑いがあるとしています(『Burundi president dies of illness suspected to be coronavirus』Guardian)。
その若さで、いきなり新型コロナで亡くなる訳がありません。
その後、ブルンジでは、新しい大統領が就任し、ンクルンジザ大統領の方針を180°転換し、新型コロナ詐欺に加担したのです。
リビアの最高指導者カダフィ大佐が、ヒラリーによって暗殺されたのも最近のことです。
アフリカでは、このように良識のある大統領がたびたび登場します。
権力者たちは、それをなんとか阻止しようと、世界中であの手この手で妨害してきたというのが人類の歴史なのです。
タンザニアのマグフリ大統領の安否が気づかわれると同時に、存命を祈るばかりです。