REFERENCE

『血液型とガン?』

人間を大まかに4つに分類するヒポクラテス、シュタイナーの考え方(それをさらに総合させた有馬陽子先生の「エレメントマトリックス」理論)や来月のパレオ総会でご登壇頂く廣戸先生の身体の使い方を4つに分ける4スタンス理論(優秀なプロの選手がなぜ潰れていくのかという理由がよく理解できます)。

 

 

 

人間を4つに分ける理論には古くから血液型もあります。

 

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今回、中国において血液型とガンの関係を調べた調査の結果が報告されました(PloS one. 2017;12(9);e018429)。

 

このような研究がなされるのは、やはり遺伝子という観点からみるとほとんど違いがない人間も何らかの傾向に分類されるという経験則があるのでしょうか。

 

18,244人の中国人男性を対象に25年間フォローアップした結果は、

 

・B型はA型と比べてがん全体のリスクが有意に低かった

 

・AB型は、消化器がん、大腸がんのリスクは低かったが、肝臓がんリスクが有意に高かった。

 

・B型は、消化器がん、大腸がんおよび膀胱がんリスクも有意に低かった。

というものでした。

O型の傾向がはっきりとしませんが、やはり血液型とガンの関係もあるのかも知れません。興味深いですね。

 

さて、9月16日(土)は、基礎医学セミナーで

 

「ビタミン総集編」

「代謝総集編(酸化と還元)」

「遺伝子の基本」

の3つを立て続けに行います。

 

「ビタミン総集編」では、今年前半に行いました「ビタミンの真実」ではとりあげなかったビタミンもすべて解説したします。

 

 

みなさんの気になるあのビタミンについてもお伝えしていきます。

 

「代謝総集編」は随分構成を悩みましたが、生命のエネルギ―代謝にとって一番重要な電子の流れを中心に病気の真実を酸化・還元という側面からお伝えしていきます。

 

この講義で「酸化ストレス」という言葉自体が間違っていることをご理解頂ければ、いろいろなことが氷解していくと思います。

 

最後に「遺伝子の基本」。

 

これは10月の「遺伝子2(エピジェネティックス)」に続く基本的なことをしっかりとお伝えいたします。場の理論のバックボーンになる大切な授業です。

 

 

寿命時計といわれているテロメア(染色体のDNA末端配列)についての真実にも斬りこんでいきます。

 

今回も会場でたくさんのご質問をお待ちしております(#^.^#)。

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