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◆パレオ協会Q&A ◆   『不整脈の治療について』

◆パレオ協会Q&A ◆

不整脈の治療について

会員の方から、不整脈および血栓症の治療についてのご質問がございましたので、回答を含めてシェアいたします。

(ご質問)
いつも大変お世話になっております。

抗血液凝固薬と抗血小板薬の2種について、また不整脈のカテーテル手術についてお伺いしたく、質問させてください。

今年3月に不整脈で自覚症状(胸の圧迫感、歩行中一瞬動けなくなる)がでて、リクシアナ60mgとセットで要服用のランソプラゾール15mg(胃の中での出血を防ぐためとの説明でした)をカテーテル手術をするまでの服用予定で飲み始めました。

ですが、5月に別の胸の痛みがでて、CT検査で動脈に血管狭窄が見つかり、カテーテル手術でステント留置となりました。

不整脈のカテーテル手術は延期、薬を継続中です。

以来、不整脈用の血液抗凝固薬リクシアナ60mgとランソプラゾール15mg、ステント留置後の抗血小板薬エフィエント錠3.75mgとスタチン4mg(瞼の腫れが出たため1カ月休薬中)を服用しています。

また、30年ほど喘息と1か所肺気腫で吸入薬を使用しています。吸入ステロイドを使用することもあります。(現在使用中)

質問は
①ステント留置した場合一生エフィエントの薬は飲まなければならないといわれたのですが、先生のご意見はいかがでしょうか。

②その後、薬の為かもしれませんが不整脈の自覚がなく心電図も正常(測定時のみ)です。
手術も心筋を焼くと聞き心臓に逆にダメージにならないのでしょうか。
術後再発する場合もあるそうで、手術が本当に必要なのか判断しかねております、減薬の為にはするべきかと悩ましいです。

ここ1年ほど使用しております吸入薬の副作用に不整脈とありました。
吸入薬変更とエストロゲン抑制のカスカラ茶やグリシンコラーゲン、ビール酵母、血栓予防にアカミミズのサプリなどでおさえられるものではないのでしょうか。

③ステント留置した場合エフィエントがどうしても必須であれば、一種類だけの服用で不整脈の血栓予防にもならないのでしょうか。
血液をサラサラにする薬やスタチン、胃酸抑制剤が与える悪影響を過去記事でも拝読しました。
これまでの食生活や薬の使用、エストロゲン過多とプーファによるリポリシスが原因と自己責任ではありますが、エフィエントとリクシアナの併用など薬内容に抵抗があります。

まだ月日が浅いですがプーファを避けはちみつ、ビール酵母やグリシン、コラーゲンなどサプリでいただいております。糖代謝を回すためには最低でも5年とのこと、長年の吸入薬の使用もありそれ以上の時間がかかるかと感じます。

年齢的なこともあります為、対処療法も含めながら最善策を探したいのですが、以上の質問に対して先生のご見解お願いしたいです。

多忙の中申し訳ございません。何卒よろしくお願いいたします。

(回答)

・最初に不整脈が出たのは、喘息の吸入薬、とくにβ2刺激薬による不整脈と考えられます(Asthma and Cardiovascular Diseases: Navigating Mutual Pharmacological Interferences. Drugs. 2024 Sep 26;84(10):1251–1273. )。それにステロイドも吸入されていたということですので、コルチゾールのリポリシス作用で脂肪組織のプーファが血液中に出たために、不整脈を悪化させたと考えられます。実際に主にオメガ3から産生されるアクロレイン、MDAなどの過酸化脂質は、心血管にダメージを与えて不整脈を引き起こします(Acrolein Can Cause Cardiovascular Disease: A Review. Cardiovasc Toxicol. 2017 Jul;17(3):227-236.)(Association between oxidative stress and atrial fibrillation. Heart Rhythm. 2017 Dec;14(12):1849-1855.)。オメガ3サプリメントを投与した臨床試験でも心房細動のリスクの上昇が認められています(Effect of Marine Omega-3 Fatty Acid and Vitamin D Supplementation on Incident Atrial Fibrillation: A Randomized Clinical Trial. JAMA. 2021 Mar 16;325(11):1061-1073.)(Omega-3 fatty acids and atrial fibrillation. Korean J Intern Med. 2022 Dec 14;38(3):282–289.)。

・ちなみに動脈硬化・血栓形成もプーファの過酸化脂質が主因となっています(Exposure to acrolein by inhalation causes platelet activation. Toxicol Appl Pharmacol. 2010 Oct 15;248(2):100-10.)(Lipoxidation in cardiovascular diseases. Redox Biol. 2019 May:23:101119.)。最新の大規模研究によると・・・・・・・・・・・・・

 

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