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『大気汚染と感染症〜再検証シリーズ』

イギリスの最新の疫学的調査で、大気汚染と新型コロナウイルスなる感染症や感染関連死亡率が相関していることが確かめられています(Links between air pollution and COVID-19 in England. Environ Pollut. 2021 Jan 1; 268(Pt A): 115859)。


大気汚染で今回調べられたのは、いわゆるノックス(NOx)と呼ばれている窒素酸化物(NO、N2O、N2O3、NO2、N2O4、N2O5、NO3)、PM2.5 やPM10という毒性物質です。


いずれも大気中の濃度が高まるほど、大気汚染と新型コロナウイルスなる感染症や感染関連死亡率が高くなっています。

 

拙著『ウイルスは存在しない 下巻』でお伝えしたように、新型コロナウイルスなる感染症と呼ばれている病態には、このような大気汚染による気管支・肺疾患や心臓血管疾患が含まれています(with covid, not from covid)。

遺伝子ワクチンによって引き起こされる血栓は、血管の内皮細胞のダメージから始まります。

大気汚染はこの血管の内皮細胞のダメージを引き起こすことで、肺疾患および心臓血管疾患の原因および死因となるのです(Vascular responses to long- and short-term exposure to fine particulate matter: MESA Air (Multi-Ethnic Study of Atherosclerosis and Air Pollution) J. Am. Coll. Cardiol. 2012;60:2158–2166)(Nitrogen dioxide and mortality: review and meta-analysis of long-term studies. Eur. Respir. J. 2014;44:744–753)(Relation of long-term exposure to air pollution to brachial artery flow-mediated dilation and reactive hyperemia. Am. J. Cardiol. 2014;113:2057–2063)。

 

今回の研究でも取り上げら得ていたPM10は、花火などでも大気中に放散します。

 

その花火によるPM10には、アルミニウム、鉄、銅、ストロンチウム、チタンなどの金属類が含まれています(Toxicity of particles emitted by fireworks. Part Fibre Toxicol. 2020; 17: 28)。

 

大気中の毒性金属のマイクロ粒子の暴露によって、脳神経障害や精神疾患のリスクが高まることはすでに報告されています(Particulate Matter and Associated Metals: A Link with Neurotoxicity and Mental Health. Atmosphere 2021, 12, 425)。

花火も立派な大気汚染物質なのです。

さらに花火や砲弾などの大きな騒音は、ワンちゃんなどのペットに多大なストレスを与えます(Bangers, rockets and fireworks – oh my! Fireworks reactivity as a behaviour concern for pet-dogs. Veterinary Nursing Journal Volume 35, 2020 – Issue 9-12)。

 

ちなみに、私が学生時代に飼っていたワンちゃんは、近所の花火で本当に気が狂いました。

 

人間も花火だと認識しているから問題ないものの、何か特定できない大きな振動音が起これば、多大なストレスとなるでしょう。

話は逸れましたが、現代社会の大気汚染が深刻化が感染症と呼ばれている病態の大きな原因になっていることに注意喚起したいと思います(^_−)−☆。

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