『お腹の脂肪をとる意外な方法!』

最近は筋トレ関係の雑誌にも詳しく基礎医学(生化学)レベルの話が載るようになりました。。。

 

 

 

 

今日も脂肪をとる方法と題した10月号の筋トレ本を読みましたが、かなり詳しい基礎医学の知識が述べられていました。

 

 

一般の健康本よりよほどしっかりした記述があります。

 

 

 

 

ただし、結論は間違っていましたが・・・・・(^○^)。

 

 

 

 

さて、今回は数年前にバニラ先生と開催した美容シリーズでも取り上げた方法が美容だけでなく、痩せる効果があるということが人体実験で証明されました(J Am Acad Dermatol. 2018 Aug;79(2):320-326)。

 

 

 

 

それはミトコンドリアの糖のエネルギ―代謝を回す根本物質です。

 

 

 

 

私が基礎医学シリーズでもミラクルホルモンと呼んでいるCO2(二酸化炭素)です(^○^)。

 

 

 

二酸化炭素をお腹の皮下脂肪に注入した実験です。

 

 

 

これでお腹の脂肪が減ったのです。

 

 

 

 

何もせずして、CO2注入だけで脂肪が減って、体重は落ちた訳ですから、これは驚きの結果です。

 

 

 

 

実はこの方法は東欧ではすでに実証済みです。

 

 

 

 

閉塞性動脈硬化症、狭心症、偏頭痛、皮膚の瘢痕、皮膚の艶出し、そしてセルライト(炎症の瘢痕の塊)などにCO2注入は効果があることが分かっています。

 

 

今回の研究では脂肪の減少は半年の期間までで、それ以降は戻ったということでした。

 

 

 

このことから、脂肪組織が死滅したり、リポリシス(脂肪分解)が起こったりして脂肪がなくなった訳ではないことが分かります。

 

 

 

 

CO2は代謝を変化させて、脂肪細胞のサイズを小さくしたということです。

 

 

 

今までは、CO2が血流を高める効果があることがその最大の効果とされてきました。

 

 

 

たしかに脂肪組織に血流を増やすことで、脂肪の炎症を抑える効果も関与しているでしょう。

 

 

 

その他には、CO2はお腹に脂肪をつけるストレスホルモンを低下させる効果があるのではないかと考えています。

 

 

 

いずれにせよ、西欧でもようやくCO2療法が認められたということですね(^○^)。

CO2はダエットの救世主になるかも知れません!(^^)!

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