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『セリーヌ・ディオンの告白』

『セリーヌ・ディオンの告白』

 

⭐️痩身の代償としての難病発症

ハリウッドの華やかな舞台裏で、ある衝撃的な告白が静かに、しかし確実に世界を震撼させています。歌姫セリーヌ・ディオン(Celine Dion)が、若さと声を保つために行われたとされる「赤い儀式」、すなわち幼児の血を用いた儀式に関与していたと匂わせるような発言をしたと噂され、ネット上では一大論争となっています。

 

 

 

セリーヌ・ディオン(Celine Dion)の劇的な激痩せと、その直後に襲いかかったスティッフ・パーソン症候群の発症。レディー・ガガ(Lady Gaga)の長年にわたる線維筋痛症との闘病。この二つの物語の背後に、GLP-1受容体作動薬「オゼンピック(Ozempic)」、一般名セマグルチド(semaglutide)の影を見出すことは、決して陰謀論ではなく、薬理学的に十分に説明可能な現象です。

 

 

過去記事で数回にわたってお伝えしましたが、オゼンピックは、もともとⅡ型糖尿病の治療薬として開発されましたが、強力な食欲抑制作用と胃排出遅延作用により、ハリウッドのセレブリティたちの間で「魔法の痩せ薬」として爆発的に普及しました。しかし、2023年のレビュー論文では、この薬剤が「諸刃の剣」であり、急性膵炎、麻酔時の肺誤嚥、胃麻痺(gastroparesis)、そして近年では神経・自己免疫系への深刻な影響が次々と報告されていることが明らかにされています[1]。とりわけ衝撃的なのは、2025年に報告された29歳女性の症例で、減量目的でセマグルチドを使用した直後に、視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)という重篤な自己免疫性神経疾患を発症したという報告です[2]。

 

 

 

さらに踏み込むと、GLP-1受容体は脳内にも豊富に存在しており、その過剰な刺激は神経の過剰興奮や脳内炎症を引き起こすことが分かっています[3]。実際にこの薬剤は、うつ病、不安障害、自殺企図などの精神的問題を引き起こすことが報告されています(Disproportionality Analysis From World Health Organization Data on Semaglutide, Liraglutide, and Suicidality. JAMA Netw Open 2024, 7(8):e2423385.)。スティッフ・パーソン症候群が、まさにGABA系の制動装置の破綻によって全身が硬直していく病態であることを考えると、GLP-1作動薬が中枢神経系のバランスを撹乱する可能性は、決して無視できる話ではありません。

 

 

 

セマグルチドによる横紋筋融解症(rhabdomyolysis)の症例報告も2024年に発表されており、薬剤性に筋肉が溶解していくという、まるで蝋人形が室温で崩れていくような病態が確認されています[4]。そして最も重大な問題は、GLP-1作動薬による「除脂肪体重の喪失」です。

 

 

 

2025年のレビューでは、GLP-1受容体作動薬による減量は、最大25%の体重減少のうち、その実に40%近くが筋肉量の喪失であることが報告されています[5]。これはサルコペニア(sarcopenia)と呼ばれる病態で、特に女性アーティストが舞台で歌い踊るために必要な体幹筋・抗重力筋が消失していくことを意味します。ガガもディオンもまさに筋肉が削げ落ちた病的な痩せを呈しています。

 

 

 

骨に張り付くように筋肉が病的に痩せ細り、関節を支える「生体の鎧」が失われていけば、わずかな動作でも全身に激痛が走るのは当然の帰結です。これは、線維筋痛症のと同じ臨床像です。

 

 

ここで、「糖のエネルギー代謝」の視点に立ち戻ってみましょう。オゼンピックは、本質的に「食べさせない薬」であり、肝臓のグリコーゲン貯蔵を枯渇させ、強制的に脂肪燃焼モード、すなわちプーファ(PUFA)の動員モードへと身体をシフトさせます。細胞内では糖が枯渇し、代わりにストレスホルモンとプーファ由来の脂質過酸化物が氾濫します。その結果、エネルギー産生所であるミトコンドリアが破壊されていきます。

 

 

 

2019年の研究で示された通り、線維筋痛症の本体は慢性的なインスリン抵抗性と細胞内低血糖ですから[6]、オゼンピックはまさにこの病態を薬理学的に「製造」する装置です。

 

 

 

セリーヌ・ディオンが2008年頃から症状を訴え始め、2022年に正式診断を受けた経緯を考えると、彼女の激痩せが診断前から進行していたことは多くのメディアで指摘されています。当時GLP-1作動薬の前駆体や類似薬がセレブ界で密かに使われていた可能性は、製薬産業の歴史を見れば十分に想定されます。ガガもまた、ステージ衣装のサイズを維持するための激しい体重管理が、長年彼女のキャリアの裏側にありました。

 

 

 

つまり、これらの難病は単なる「不幸な偶然」ではなく、痩せることそのものを神格化した現代社会の歪んだ価値観と、それに応えるべく開発された薬理学的介入が生み出した、いわば「人工的に作られた病」と見ることができます。

 

 

セリーヌの硬直も、ガガの全身痛も、外から見える症状こそ違えど、その奥底で起きているのはこの痩せ薬よる「細胞の糖のエネルギー代謝低下」が生み出す症候群です。この事実を隠蔽するために、エプファイルで話題となったオカルト儀式を持ち出しているのです。真実はいつも隠されるのが人類社会であることを今回の件も証明しています。

 

 

 

 

参考文献

[1] Smits MM, Van Raalte DH. Safety of Semaglutide. Front Endocrinol (Lausanne) 2021, 12:645563. (PMC関連レビュー)

[2] Case report: Neuromyelitis optica spectrum disorder-like presentation following semaglutide use. eNeurologicalSci 2025. (ScienceDirect)

[3] Diz-Chaves Y, Herrera-Pérez S, González-Matías LC, et al. Glucagon-like peptide-1 (GLP-1) in the integration of neural and endocrine responses to stress. Nutrients 2020, 12(11):3304.

[4] Ali H, Inayat F, Patel P, et al. Rhabdomyolysis Associated With Semaglutide Therapy. Cureus 2023, 15(12):e51201. (PMC)

[5] Prado CM, Phillips SM, Gonzalez MC, Heymsfield SB. Muscle matters: the effects of medically induced weight loss on skeletal muscle. Lancet Diabetes Endocrinol 2024, 12(11):785-787.

[6] Pappolla MA, Manchikanti L, Andersen CR, et al. Is insulin resistance the cause of fibromyalgia? A preliminary report. PLoS One 2019, 14(5):e0216079.

 

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