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『愛犬・愛猫の命を脅かす隠された真実:ワクチン副作用という「タブー」を暴く』

『愛犬・愛猫の命を脅かす隠された真実:ワクチン副作用という「タブー」を暴く』

〜なぜ獣医学界は人間よりもペットの安全性を軽視するのか? 〜

 

現代社会では、ワンちゃんなどのペットが人間と同じような慢性病に苛まれています。その大きな原因の一つとして、ワクチンの強制接種義務に焦点をあてた研究をご紹介しながら、2回にわたって見過ごされてきた闇に光をあてたいと思います。

 

 

⭐️愛するペットに潜む見えない危険

あなたの愛犬や愛猫が毎年受けているワクチン接種。それは確かに多くの感染症から大切な家族を守ってくれる医療行為と思っているでしょう。しかし、その陰に隠された真実をご存知でしょうか?

 

 

 

実は、獣医学界には人間の医療では決して許されない「巨大な盲点」が存在しているのです。人間のワクチン安全性については、不完全(エビデンスレベルが低い)であるものの形式上は何万件もの研究が行われている一方で、ペットのワクチン副作用に関する研究はわずか7件しか存在しません¹。

 

 

 

これは単なる偶然ではありません。組織的な無視、意図的な沈黙、そして経済的利益が絡み合った複雑な構造の結果なのです。

 

 

 

⭐️数字が語る衝撃的現実

医学文献データベース「PubMed」で「ワクチン有害事象 ペット」と検索すると、驚くべき結果が表示されます。人間のワクチン安全性研究が数万件存在するのに対し、ペットに関する研究はたった7件しかないのです²。

 

 

 

この7件の研究を詳しく見ると、さらに深刻な問題が浮かび上がります。そのほとんどが極めて限定的な範囲を扱っており、特定の動物種や特定のワクチンのみに焦点を当てたものばかりです。しかも、実際の副作用頻度を定量化した研究はごくわずかで、長期的な影響や慢性症候群については完全に無視されている状況です。

 

 

 

特に注目すべきは、4頭のチーターが安楽死に至った重篤な事例を報告した研究が1件存在するにもかかわらず、このような致命的な副作用さえも医学界では十分な注目を集めていないという現実です³。

 

 

⭐️隠蔽された副作用の実態

公表された研究によると、ワクチン関連有害事象(VAAEs)の発生率は0.38%から1.8%とされています⁴。しかし、これは氷山の一角に過ぎません。なぜなら、報告されない副作用が大量に存在するからです。

 

 

 

実際の副作用は深刻で多岐にわたります。急性反応として数分から数日以内に現れるものには、生命に直結するアナフィラキシーショック、重篤な発熱と呼吸困難、接種部位の激しい腫れと壊死などがあります。

 

 

 

さらに恐ろしいのは慢性反応で、これらは数週間から数ヶ月後に現れます。免疫介在性溶血性貧血(IMHA)では赤血球が自己破壊され、免疫性血小板減少症(ITP)では出血が止まらなくなり、多発性関節炎では全身の関節が炎症を起こします。神経症状とけいれん、行動異常と性格変化も報告されており、ペットの生活の質を著しく損ないます⁵。

 

 

 

最も恐ろしいのは、猫の「注射部位肉腫(FISS)」です。これは注射部位に悪性腫瘍が発生する現象で、1万匹中1〜10匹の猫が発症し、多くが死に至ります⁶。この事実だけでも、ワクチンが完全に安全だという主張がいかに虚偽であるかを物語っています。

 

 

⭐️医学界が認めたがらない現実:「ワクチン症候群」という隠された病気

「ワクチン症候群」という用語を聞いたことがあるでしょうか?これは、ワクチン接種によって引き起こされる慢性的な免疫機能障害症候群を指します⁷。実は、人間の医学では「ASIA(アジュバント誘発性自己免疫/炎症症候群)」として研究されているにも関わらず⁸、なぜかペットに関してはこの概念が意図的に無視されているのです。

 

 

 

ワクチン症候群では、慢性疲労による活動性の著しい低下、食欲不振の持続による体重減少と栄養失調、皮膚疾患の頻発によるアレルギー症状の悪化、免疫力の低下による感染症への罹患しやすさ、そして行動異常として攻撃性や分離不安の増加などが見られます⁹。

 

 

これらの症状は、従来「加齢によるもの」や「個体差」として片付けられてきましたが、実際にはワクチンによる免疫システムの慢性的な混乱が原因である可能性があるのです。

 

 

 

⭐️なぜ人間では語られるのにペットでは語られないのか?

この矛盾には深い構造的な理由があります。人間の場合、患者自身が症状を詳細に訴えることができ、医療費も高額なため詳細な検査が行われる傾向があります。しかし、ペットの場合は根本的に異なります。動物は自分の体調を言葉で表現することができないため、微妙な体調変化や不快感を飼い主に伝えることが困難です。

 

 

また、飼い主の多くは獣医学の専門知識を持たないため、ペットの変化を「年齢のせい」「性格の問題」「環境の変化」として解釈してしまいがちです。さらに、人間の医療と比較して検査費用の制約があるため、詳細な血液検査や画像診断が行われることは稀です。

 

 

 

最も深刻なのは、獣医師自身がワクチン症候群に関する十分な教育を受けていないことです¹⁰。多くの獣医師は、ワクチン接種後の慢性的な体調不良とワクチンとの関連性を考慮することなく、別の疾患として治療を行っているのが現状です。

 

 

 

⭐️監視システムの致命的欠陥:報告制度という名の茶番

人間の医療では「VAERS(ワクチン有害事象報告システム)」という監視システムが存在します。不完全ながらも、副作用の報告と分析が行われています¹¹。しかし、獣医学にはそのようなシステムが存在しません。

 

 

 

現在の報告制度は茶番としか言いようがありません。まず、報告は完全に任意であり、獣医師にはワクチン副作用を報告する法的義務がありません。副作用を発見しても報告しなくても、何の処罰も受けることはないのです。

 

 

さらに深刻なのは、報告制度が利益相反だらけの構造になっていることです。副作用の報告先がワクチン製造元自身であり、製造元が都合の悪い報告を隠蔽したり、報告の重要性を過小評価したりする可能性があります。独立した監視機関が存在しないため、客観的な評価が行われることはありません。

 

 

 

最も問題なのは透明性の完全な欠如です。公開データベースが存在しないため、他の獣医師が副作用情報を共有することができません。これにより、同様の副作用パターンや傾向を分析することが不可能になっており、本来なら発見されるべき安全性の問題が隠蔽され続けているのです¹²。

 

 

 

⭐️米国農務省(USDA)の形式的監督

米国農務省(USDA)の獣医生物製品センター(CVB)が監督機関とされていますが、実態は形式的なものに過ぎません。Form 1934という報告フォームは存在しますが、その使用は任意であり、提出された報告がどのように処理されているかは不透明です。ピアレビューも一般公開も行われず、フォローアップもありません¹³。

 

 

 

これは、まるで「火災報告書は消防署ではなくマッチ製造会社に提出してください。そして、その報告書がどう処理されるかは企業秘密です」と言っているようなものです。このような制度では、真の安全性監視など不可能です。

 

 

 

⭐️製薬企業の支配構造

獣医学界は製薬企業の強力な影響下にあります。まず学術雑誌への影響が深刻で、獣医学雑誌の多くが製薬企業の広告収入に経済的に依存しているため、企業に不利な研究の掲載が拒否されたり、編集方針が歪曲されたりしています¹⁴。

 

 

継続教育の分野でも製薬企業の支配は顕著です。獣医師の研修プログラムの多くが製薬企業の後援を受けており、ワクチン安全性に関しては「都合の良い」情報のみが提供され、批判的思考が抑制されています。臨床ガイドラインも業界の影響を強く受けており、業界寄りのワクチン接種スケジュールが推奨され、副作用リスクが過小評価され、代替アプローチが軽視されています¹⁵。

 

 

 

⭐️獣医師への圧力と脅迫

最も深刻なのは、ワクチン安全性に疑問を呈する獣医師が直面する組織的な報復です。そのような獣医師は業界からの職業上の排除に直面し、資格審査委員会への告発により医師免許が脅威にさらされることがあります。規制当局からの処分により診療停止に追い込まれる可能性もあり、製薬企業との取引停止による経済的制裁を受けることもあります¹⁶。

 

 

これにより、正当な安全上の懸念さえも口にできない「恐怖の文化」が獣医学界全体に形成されているのです。真実を語ろうとする獣医師は、キャリアと経済的基盤を失うリスクを覚悟しなければならないという異常な状況が続いています。

 

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