『新型コロナ感染者の1/3は無症状??』

 

新型コロナ遺伝子ワクチン強制接種の理由として、新型コロナ感染者の1/3は無症状だという議論があります。

 

無症候のキャリアが感染源になるので、全員にワクチン接種させるという論法です。

 

『ウイルスは存在しない下巻』に詳述していますが、無症候のキャリアが感染源になるという確固たるエビデンスは皆無です。

 

 

ここではそのことはいったん脇に置いておいて、この数字が正しいのかを検討した論文が掲載されていましたので、ご紹介いたします(What proportion of people with COVID-19 do not get symptoms? Preprint · April 2021 DOI: 10.13140/RG.2.2.33939.60968)。

 

この記事では、英国のケンブリッジ大学の発表している無症候の新型コロナウイルス感染症のデータを元に検証しています(Cambridge University, “Asymptomatic COVID-19 screening programme,” 2021. [Online]. Available:https://www.cam.ac.uk/coronavirus/stay-safe-cambridge-uni/asymptomatic-covid-19-screening-programme)。

 

 

2020年11月から、2021年2月までの調査で、平均して無症候性感染者は、4867人のうち1人の割合(0.02%)でした。

 

 

現在のケンブリッジの人口は、129,000人です。

 

 

そうすると、ケンブリッジ全体で無症候性の感染者数は、最大で27人になります(129,000/4867)。

 

 

英国の国家統計局(Office for National Statistics, ONS)によると、新型コロナウイルス感染率は、0.71%とされています。

 

 

ケンブリッジ全体では、916人の感染者数になりますね(129,000X0.71%)。

 

 

以上から、ケンブリッジ全体では、916人の感染者数に対して、無症候性は27人となります(27/916=2.9%)。つまり、34人の感染者に1人の無症候性者となります。

 

 

感染者の3人に1人が無症状というのは、10 倍以上の「誇張」ということになります。

 

 

さらに・・・・・

 

 

 

ケンブリッジ全体で最大27人が無症候性感染者でした。

 

 

もし、3人のうち1人が無症候性感染者であるという記述が正しいと仮定すると、ケンブリッジ全体で81人が感染者となります(27X3)。

 

 

ケンブリッジの全人口は、129,000人ですから、感染率は0.06% (81/129,000)となります。これは、英国の当局発表の0.71%の10分の1以下です。

 

 

 

このように現実のデータを突き合わせると、矛盾ばかりが露呈するのです。

 

 

このデータの矛盾は、PCR検査陽性を感染者とカウントしていることが大きな要因となっています(PCRは偽陽性の確率が高い)。

 

しかし、マスコミには何のエビデンスにもない「新型コロナ感染者の1/3は無症状」という文言だけが、流布されるのです。

 

リアルサイエンスを無視した「無症候のキャリアが感染源になる」という権力者の希望的観測を正しいと仮定しても、これだけの矛盾が噴出しているのですから、やはり理性的(リアルサイエンスに基づいて)にワクチン強制をするのは不可能ということです (^_−)−☆。

あとは、現在展開されているように、御用学者とマスコミを使った心理操作しかないということになりますね(^_−)−☆。

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