最近は、遺伝子ワクチンの功績によって、脳梗塞、つまり脳の血管が詰まるケースが報告されています(Cerebellar and brainstem stroke possibly associated with booster dose of BNT162b2 (Pfizer-BioNTech) COVID-19 vaccine. BMJ Case Rep. 2023 May 5;16(5):e251180.)。
脳卒中(stroke)には、この脳梗塞以外にも脳内出血やくも膜下出血があります。
最新の観察研究で、輸血と脳内出血のリスクに相関関係が認められることが報告されました(Intracerebral Hemorrhage Among Blood Donors and Their Transfusion Recipients. JAMA. 2023;330(10):941-950)。
私も繰り返し脳内出血を発症している症例を経験してきました。
これらの症例では、血管にアミロイドと呼ばれる異常タンパク質が蓄積し、血管が脆くなる現象が認められています。
この状態を「脳アミロイド血管障害(cerebral amyloid angiopathy (CAA))」と呼んでいます(脳外科医はアミロイドアンジオパシーと呼ぶ)。
今回の研究で脳内出血が起こった症例では、この血液提供者の血液中アミロイドが輸血を受けた人の血液に入ったことが原因ではないかと推測しています。
過去にも血液製剤の注射や生体材料(死体かた採取した脳の硬膜)などの移植によって、脳アミロイド血管障害およびアルルハイマー病が発症したことが報告されています(Blood Transfusion and Brain Amyloidosis Should We Be Worried? JAMA. 2023;330(10):921-922)。
実際は、血液提供者のアミロイドだけでなく、それにプーファの過酸化脂質が結合して、炎症ゴミになっています(拙著『慢性病の原因はメタボリック・スイッチにあった!』参照)。
その炎症ゴミが血液中に入ると、血管を含めた各臓器に異常タンパク質であるアミロイドが蓄積するようになります。
過去記事でお伝えしたように、遺伝子ワクチン接種6ヶ月後も血液中にスパイクタンパク質が循環しています。
つまり、ポスト総ワクチン時代では、輸血の中にアミロイドだけでなく、スパイクタンパク質も含まれることになります。
スパイクタンパク質もアミロイドなどと同じく、プリオンと呼ばれる異常タンパク質と同じように脳に炎症を引き起こします(拙著『ハチミツ自然治療の最前線』参照)。
現代人の血液が様々な毒性物質で汚染されている現在、輸血というのは鉄による弊害以上に非常にリスクが高い治療法になっています。