『香辛料がコビットに有効?〜リアルサイエンスシリーズ』

現在においても、まだロングコビット(長引く咳、痰、疲労感、頭痛、アレルギーなど)は遺伝子ワクチンの症状であって、存在しないという誘導記事が出回っています。

 

 

現在では、すでに遺伝子ワクチンを何度も接種した人からの、エクソソームが環境中に蔓延しています。

 

 

このエクソソームを吸引したり、飲み込んだりした非ワクチン接種者には、人工新型コロナウイルス感染者や遺伝子ワクチン接種者と同じロングコビットの症状が出ます。

 

 

 

その原因は、エクソソームに存在する「スパイクタンパク質」です。

 

 

カレーなどの香辛料にも使用されているクローブの成分が、このスパイクタンパク質の病原性を軽減させることが報告されています(Eugenol, a Component of Holy Basil (Tulsi) and Common Spice Clove, Inhibits the Interaction Between SARS-CoV-2 Spike S1 and ACE2 to Induce Therapeutic Responses. J Neuroimmune Pharmacol. 2021 Dec;16(4):743-755)。

 

その成分は「ユージノール(eugenol、オイゲノール)」と呼ばれるフェノール化合物です。

 

 

歯科でも歯根の治療などの際に、抗炎症や殺菌目的で使用されています。

 

 

ユージノールは、スパイクタンパク質の細胞への侵入をブロックする作用があるようです。

 

 

 

薬剤のACE 阻害剤と同じ作用を持つため、アンジオテンシンやアルドステロンというストレス物質を抑えることで、抗炎症作用だけでなく、血圧効果作用を併せ持ちます。

 

 

ただし、フェノール化合物なので、過剰摂取は逆効果になります(細胞内還元化、ミトコンドリア障害、肝臓障害)(Pharmacological and Toxicological Properties of Eugenol. Turk J Pharm Sci. 2017 Aug; 14(2): 201–206)。

 

 

 

原始人食では、香辛料全般の常食をお勧めしていませんが、治療目的で使用できる可能性はありますね(^_−)−☆。

 

 

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