ストレスフルな人の近くにいると、自分までストレスを抱え込むようになります。
元気のない人と一緒にいると、こちらも元気がなくなってきます。
その一方で、いつも心の穏やかな人と一緒にいると、こちらまで癒されます。
これは、ヒトだけでなく、社会性動物に広く認められている現象で、「感情の伝染(Emotional Contagion)」と呼ばれています(Emotional Contagion: A Brief Overview and Future Directions. Front Psychol. 2021; 12: 712606)。
感情の伝染は、ヒトの表情や姿勢・行動など目に見えるものから、目に見えないもの(声、フェロモン、ストレス物質などの匂い<全て波動です(^_−)−☆>)などが引き金になります。
この感情の伝播は、実際はポジティヴなものよりもネガティヴなものの方が伝播しやすいことが分かっています(How Do Induced Affective States Bias Emotional Contagion to Faces? A Three-Dimensional Model. Front Psychol. 2020; 11: 97)<その理由は、12月の「リアルサイエンスで斬る量子力学」講座でお伝えします>。
このネガティヴな感情の伝播は、今回のフェイクパンデミックでより一層明らかになりました(Emotional Contagion: Research on the Influencing Factors of Social Media Users’ Negative Emotional Communication During the COVID-19 Pandemic. Front Psychol. 2022; 13: 931835)。
テレビやインターネットで絶え間なく流し続けられた偽情報やそれに基づく各国政府の足並みを揃えたロックダウン政策によって、大衆の間にネガティヴな感情が瞬く間に感染したのです(♨️お得意の世界人口を対象にした心理実験です)。
現在も、第三次世界大戦、食料危機、エネルギー危機、ベーシックインカム(全世界完全奴隷化)などとネガティヴな感情でプログラミングが進行中です。
このような人工的なネガティヴな感情の伝播によって、自殺を選んだヒトたちが急増したことは過去記事でお伝えしたとおりです。
ネガティヴな感情の伝播は、私たちの間で増幅され、お互いを抑制し合うネガティヴなコミュニティを形成します(マスクをしていないヒトを睨んだり、通報したりする)。
このネガティヴな感情が渦巻く時期にペットを飼うヒトが増えたもの、ヒトにはない動物の本能的な輝きにネガティヴな感情を消す癒しを求めたからです。
ちなみに、ワンちゃんはヒトの顔や声を聞くだけで、そのときのヒトの感情を感知することができます(Dogs recognize dog and human emotions. Biol Lett. 2016;12(1):20150883)。
ワンちゃんはいつもヒトの顔を覗き込むようにして見ています(家族の関係まで分かっている)。
馬やヤギもヒトの表情を読み取る能力があります(Functionally relevant responses to human facial expressions of emotion in the domestic horse (Equus caballus). Biol Lett. 2016;12(2):20150907)(Goats prefer positive human emotional facial expressions. R Soc open sci. 2018;5(8):180491)。
ただし、私たちがいつまでも人工的なネガティヴな感情に巻かれていると、今度はペットに感染するので要注意です(^_−)−☆。