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『“予防”という名の人工的免疫力低下〜リアルサイエンスシリーズ』

 

遺伝子ワクチンのブースター接種および新型コロナに対する抗ウイルス薬と呼ばれる薬剤(Paxlovid, Molnupiravir)を摂取したバイデン、ファウチなどがオミクロン株に再感染したというニュースが流れています(『President Joe Biden tests positive for Covid-19 again』 CNN, July 30, 2022)(『Anthony Fauci says that he’s experienced rebound Covid symptoms after taking a Pfizer’s antiviral Paxlovid – which studies now show is NOT effective for people who are vaccinated』Daily Mail, 29 June 2022)。

 

遺伝子ワクチンを3回ショットすると、再感染率が高くなることがすでに報告されています(Duration of Shedding of Culturable Virus in SARS-CoV-2 Omicron (BA.1) Infection. N Engl J Med. 2022 Jul 21;387(3):275-277)。

 

これは、ワクチンそのものによって免疫が低下(免疫抑制)するからです。

 

また新型コロナに対する抗ウイルス薬も服用後に再感染するリスクが高まることが報告されています(Rapid Relapse of Symptomatic Omicron SARS-CoV-2 Infection Following Early Suppression with Nirmatrelvir/Ritonavir. https://doi.org/10.21203/rs.3.rs-1588371/v3)(『Here’s What Scientists Know About Paxlovid Rebound』 Time, MAY 26, 2022)。

 

これらの予防薬とされる薬も、ワクチンと同じく免疫を低下させる(免疫抑制)のが主作用だからです。

ファイザーの新型コロナ剤のおざなりの臨床試験に、遺伝子ワクチン接種者のデータが除外されていたのは、抗ウイルス薬と遺伝子ワクチンのダブルの免疫低下によって、再感染率リスクがさらに高まったからに他なりません。

これは、現代医学が「困った時のステロイド」と言われるほど、症状を隠すのに頻用される免疫抑制剤が、リバウンド現象を起こすのと全く同じです。

現代医学がリバウンドと呼ぶものは、使用をやめると使用前の症状より悪化する現象を指します。

ステロイドのような表面上の症状を消す対処療法には、このようなリバウンド現象がつきものです。

リアルサイエンスでは、リバウンドではなく、免疫抑制と呼びます。


免疫抑制とは、ある薬剤の使用前よりも、使用後の方が最終的に過剰な炎症および組織破壊を引き起こすという自然の摂理のことです(過去記事『ムヒがなぜ虫刺されに使用されているのか』参照)。


現代医学が「予防」と称する人工的な介入は、実際は免疫を抑制して、後に重大な有害事象をもたらすのです(これを欧米では、リバウンド(rebound) と呼んでいる)。

現代医学の主柱である対処療法は、すべからく免疫抑制するものばかりですが、「予防」と称される人工的介入も強力な免疫抑制をもたらす人工的災害(iatrogenic)なのです(^_−)−☆。

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