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『新型コロナ経口薬「モルヌピラビル(molnupiravir)」は安全か?〜リアルサイエンスシリーズ』

 

 

モルヌピラビルという医薬品は、突然変異を引き起こすヌクレオシド類似体(ribonucleoside analog)に分類される物質です(Molnupiravir promotes SARS-CoV-2 mutagenesis via the RNA template. J Biol Chem. 2021 Jul;297(1):100770)。

 

ヌクレオシドとは、遺伝子(DNA,RNA)の構成成分(単位)です。

 

 

新型コロナなる遺伝子が複製するときに、モルヌピラビルが遺伝子に入り込み、突然変異を引き起こす設計になっています。

 

抗エイズ薬のジドブジン(商品名レトロビル、Zidovudine, also known as azidothymidine(AZT))、C型肝炎に使用されているリバビリン(ribavirin)、インフルエンザウイルス感染で使用されているアビガン(Favipiravir)などもモルヌピラビルと同じ突然変異を引き起こすヌクレオシド類似体です。

 

新型コロナウイルスなどのRNAウイルスは、他のDNAウイルスよりも突然変異を起こしやすいということは専門家なら誰でも知っている事実です。

 

 

問題は、モルヌピラビルなどによって突然変異を起こすことで、オミクロンに代表されるような新しい変異株を誕生させるリスクが高まるということです(実際は、変異した遺伝子を含むエクソソームの感染)。

 

 

さらに、これらの遺伝子に突然変異を引き起こす抗ウイルス薬は、当然私たちの細胞の遺伝子にも突然変異を引き起こす可能性が危惧されます。

 

 

モルヌピラビルについては、動物の細胞実験(分裂細胞)で突然変異を引き起こすことが確認されています(β-D-N4-hydroxycytidine inhibits SARS-CoV-2 through lethal mutagenesis but is also mutagenic to mammalian cells. J. Infect. Dis. 2021;224:415–419)。

 

メルクは自社が行った動物実験では、モルヌピラビルに遺伝子変異を引き起こす作用はなかったとしていますが、その詳細なデータは公開されていませんし、公開の要求にも応じていません(Human genetic risk of treatment with antiviral nucleoside analog drugs that induce lethal mutagenesis: The special case of molnupiravir. Environ Mol Mutagen. 2022 Jan;63(1):37-63.)。

 

現時点では、モルヌピラビル内服による生殖細胞や受精卵の突然変異による催奇形性(teratogenicity)や発生異常(胎児毒性、embryotoxicity)の懸念は払拭されていません(Decoding molnupiravir-induced mutagenesis in SARS-CoV-2. J Biol Chem. 2021 Jul;297(1):100867)(Lethal Mutagenesis of RNA Viruses and Approved Drugs with Antiviral Mutagenic Activity. Viruses. 2022 Apr; 14(4): 841)。

 

 

さらにモルヌピラビルは、抗がん剤や放射線と同じく骨髄(赤血球や白血球の造血組織)にダメージを与えることが査読前の研究論文で報告されています(Human Safety, Tolerability, and Pharmacokinetics of a Novel Broad-Spectrum Oral Antiviral Compound, Molnupiravir, with Activity Against SARS-CoV-2. 2020.12.10.20235747 https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2020.12.10.20235747v1 (2020) doi:10.1101/2020.12.10.20235747)。

 

モルヌピラビルは、造血障害を起こして、貧血や白血球減少(免疫抑制、感染症なる病態になる)を引き起こします。

 

 

ちなみに、査読された後に掲載された論文においては、モルヌピラビルの骨髄毒性が削除されています(Human Safety, Tolerability, and Pharmacokinetics of Molnupiravir, a Novel Broad-Spectrum Oral Antiviral Agent with Activity against SARS-CoV-2. Antimicrob Agents Chemother. 2021 May; 65(5): e02428-20)。

 

 

この論文の第一著者自体が、メルクと共にモルヌピラビルを開発した会社(the Ridgeback Biotherapeutics LP)の重役という利益相反ですから、都合の悪いデータを削除したのは想像に難くありません。

 

 

ちなみに、同じ突然変異を引き起こすリバビリン(C型肝炎治療薬)も重篤な貧血を引き起こすことは周知されているところです。

 

「ウイルス感染」というありもしない架空の恐怖を煽り立てて、実際は遺伝子ワクチンや毒性の強い内服薬などで人口調整するという図式が明らかです(しかも関係者に寝ていても多額の利益が転がり込む)。

 

武器を使った戦争などよりもはるかにコストパフォーマンスが高い方法に現代医療がフルに利用されているのです。

 

 

サル痘の治療薬もすでに取り沙汰されていますが、これもモルヌピラビルと同様に、市場に販売されて数年経過したのちに、本当の深刻な副作用が出てくるでしょう。しかし、世界中で遺伝子ワクチン接種が蔓延している現在では、すでに何が心身の不調を招いているのかを同定するのは困難になっています。

 

もう一度生命の基本に立ち戻って、静かな生活を取り戻す必要があると痛感しています(^_−)−☆。

 

 

 

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