最新のレヴュー論文も、ココナッツオイルに含まれる飽和脂肪酸ラウリン酸(MCT oil)が新型コロナを含めたウイルスと呼ばれる遺伝子やバクテリア感染に有効であることが報告されています(Food Research 4 (6) (2020) 2355 – 2365)。
この論文では、ラウリン酸単独以外にも、工業的にグリセロールと結合させた「モノラウリン酸(Monolaurin)」が感染症全般に有効であることが示されています。
すでに新型コロナウイルスの近縁であるコロナウイルス(coronavirus 229E)やRSウイルス(respiratory syncytial virus)などの増殖や感染を予防することが報告されています。
この「モノラウリン酸(Monolaurin)」は、親水性と脂溶性の両媒性の性格を持ちます。
そのため、乳化剤として食品の添加物に使用されています。
感染症に効果があるということで、早速モノラウリン酸のサプリメントが売れているようですが・・・・
これは、乳化つまり界面活性作用を持っているため、過剰あるいは慢性摂取は禁物です。
小腸粘膜でリーキーガットを引き起こすからです。
(リーキーガットがインフルエンザウイルス感染症の正体であるといったら驚かれるでしょうが、次作で詳述します。)
皮膚に塗布するとリーキースキン(ドライスキンやアレルギーの原因)になります。
シャンプーやソープ類に「ラウリル硫酸ナトリウム」という成分が入っていますが、これはモノラウリン酸と同じ作用をする乳化剤です。
したがって、感染症対策であれば、化学合成したラウリン酸ではなく、ラウリン酸を含むココナッツオイルで十分です。
過去記事でもお伝えしましたが、プーファは、新型コロナウイルス感染症だけでなく、あらゆる感染症と呼ばれている病態の真の原因です。
一方の感染症に効果があることが証明されているラム酒に含まれるポリコサノールやココナッツオイルに含まれるラウリン酸は、すべて飽和脂肪酸です。
いまだにプーファが最大の生物学的兵器であることを理解できない人(SNSで騒ぎ立てている人間は、ゴマ油、アマニやフィッシュオイルを販売している利益相反かも知れませんよ(^_−)−☆)が大衆の過半数を占めています。
感染にはワクチンを接種するまでもなく、今こそ皆さんの毎日摂取している脂質を見直すときが来ているのです(^_−)−☆。