とうとう医学雑誌にも、この話題が掲載されるようになりました。
その話題とは、ムーンショット計画(Operation Moonshot)。
これは、イギリス政府が新型コロナウイルスの検査を全国民に強制する新しいスキームです。この内容がリークされたようですのでご紹介したいと思います(BMJ 2020; 370 doi: https://doi.org/10.1136/bmj.m3558)。
現在、1日に数十万人単位でしかPCR検査が行えませんが、これを2021年までに1日に1,000万人まで検査可能にする計画です。
イベントなど人が密集する場所に行くためには、毎週の検査でパスして、いわゆる「デジタル・パスポート(digital passport)」を取得しなければなりません。
新型コロナの検査は、PCR検査だけでなく、抗原テスト(lateral flow antigen tests)、全ゲノム解析(whole genome sequencing)やPCRと同じ遺伝子増幅法で、簡易でコストが低い検査(Loop-mediated isothermal amplification (LAMP))などを組み合わせることが提唱されています。
これらの検査では、「偽陽性」が高く出ることも当局にとっては都合がよいでしょう。
当局の関心は、これらの検査の精度などではありません。
いかに全国民にテストを受けさせるかという点に彼らの関心が絞られます。
現在、計画されているのは、お得意のテストを受けないと罰金や刑務所行きなどの罰則に基づいたもの(sanction-based mode)と自由に集会などに参加したければテストを受けなければならないという提案型(offering individuals opportunities)です。
「通常の生活に戻り、ロックダウンを回避するためには、検査、検査、検査―」
と主張しています(^_−)−☆。
新型コロナカルト(重症化している)たちの考えることは、このように幼稚そのものです。
ちなみに、この検査を提供するパートナーとして挙がっていた私企業は、ビッグファーマのグラスコ・スミスクラインとアストラ・ゼネカです。
ワクチン以外でもこのチャンスで儲けようということですね(^_−)−☆。
この計画のどこが“ムーンショット”(難しいが、実現すれば大きな効果をもたらすような、壮大な計画や試み)なのか良識では判断不可能でした(^_−)−☆。