『「被害者意識」―リアルサイエンスで見た人類史の権力者の特徴』

性善説で育った私は、世間というものを全く理解しないまま現代社会システムに入ってしまいました。

両親や祖父母も性善説だったので、よく騙されていたことを覚えています。

大人というだけで、立派な道徳を持ち合わせているはずだと錯覚していたのです。

人類史や社会システムをリアルサイエンスで解明していく中で、人類を支配してきた権力者たちの精神構造が一貫していることに最近気づいたばかりです。

この核心部分が最新の研究論文にも掲載されていたましたので、その内容をシェアしたいと思います。

私たちを操作して、税金、社会資源あるいは個人の資産をうまく詐取し、奴隷化するには、とっておきの常套手段があります。

それは「被害者を装う(victimhood)」ことです。

ちょっとビックリされたでしょうか?

それもただの被害者だけでは効果が薄いので、“道徳が高いようにみせかけた被害者(virtuous victim)のふり”が最も効果的といいます(J Pers Soc Psychol. 2020 Jul 2. doi: 10.1037/pspp0000329)。

確かにこの人類史は、被害者や弱者のふりをした者が世界を支配してきた歴史です。

「差別だー、差別だー」と威嚇・攻撃するものが、本当に良識のある人たちを抑圧・差別してきた歴史が真の人類史といえるでしょう(なぜヒトラーがこれほど悪者にされるかをよーく考えてみましょう)。

相手の罪悪感を引き出して、コントロールする最も有効な手法です。

それは宗教の利用に始まり、ホロコースト産業(本の題名にもなっている)と揶揄される存在が米国を筆頭として世界を牛耳っていることからも明らかです(これ以上特定の団体名を書くと本当に命に危険が及ぶ)。

ニーチェ(Friedrich Wilhelm Nietzsche)は、一神教にあるこの構造を見抜いていました。

日本も同じ構造で支配されています(特に明治以降(^_−)−☆)。

さて、この“高潔ぶった被害者を装うこと”を常套手段としている人間たちには、以下の3つの悪しき特質があります。

1. マキャベリズム(Machiavellianism)

2. ナルシスト(Narcissism)

3. サイコパス(Psychopathy)

です。

マキャベリズムは、あくなき権力への固執(私に跪きなさい)。

ナルシストは、自己誇大妄想(ぼくちゃんは何でも知っていて、偉いんだぞー。僕だけを見てーme,me, me-)。

サイコパスは、社会・人間の良識無視(おれの言うことだけを聞けー)。

マキャベリズムとサイコパスの違いは、前者が計算ずくで戦略的に相手を操作して滅ぼすのに対し、サイコパスは衝動的・威圧的(何をしでかすか分からないという恐怖を与える)に相手を操作して滅ぼします。

みなさんも、それぞれ典型的な人物像がすぐに浮かんできますね(^_−)−☆。

この3つの悪の特質に共通しているのは、他者への共感はゼロどころかマナイス(callousness)で、自分の利得のために他人を平気で操作して利用することです。

そして、自分で責任を絶対にとりません。

悪いのはすべて他人の責任(他責のプロです(^_−)−☆)。

困ったことに、苦労してきた性善説の人ほど、これらの悪の特質のものたちの、高潔ぶった被害者の偽装にひっかかり、全財産を食い尽くされるか殺されてしまいます。

良識のあるみなさんは、このような特質のある人は必ずおかしなエネルギーを発していますから、直感で判断して災難(最大の人災)から避けてください。

本当に抑圧されて被害者になった人は、うつ、激しい怒り、自殺などに繋がり、この変貌を他者からは隠すものです。「被害者ぶる」というのは、他人の注意と罪悪感をうまく引き出すための故意の操作であり、本当の被害者とは正反対に位置します(「被害者を装う」というのは、真の精神病です(^_−)−☆)。

このようにリアルサイエンスで斬ると、偽善と被害者意識の塊が人類に”寄生”してきた権力者たちの実像(レプタリアンや宇宙人とのあいの子というデマに騙されないように(^_−)−☆)だということが理解できるのです(^_−)−☆。

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