今回の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の原因は、人工ウイルスによるものだけではなく、私たちが日常的に毒性物質を体内に大量に摂取していることによる“免疫抑制”です。
新型コロナウイルス感染症の原因の一つである大気汚染、あるいは水質、食物汚染、医薬品、ワクチンなどなど大量に目に見える物質から目に見えないもの(5Gや放射線)などから毒物が大量に入っているのです。
この毒物に対しては、私たちの生命は様々な方法でデトックスしていますが、その中でも重要なシステムは「肝臓」という臓器でのデトックスです。
特に、水に溶けない物質、つまり脂溶性の毒物(プーファ、エストロゲン、コルチゾールなど)は肝臓に頼る以外に方法はありません。
ところが・・・・・・
現代人はこの肝臓が決定的にダメージを受けて機能しなくなっています。
その大きな要因は、私たちの食事にあります。
最新の研究でも、調理油として使用する植物油脂(プーファ)で加熱調理したものを与えると、肝臓に脂肪が蓄積し、肝臓障害が起こることが動物実験で示されています(Lipids in Health and Disease volume 19, Article number: 69 (2020))。
肝臓の細胞が破壊されたと同時に、 発癌物質である過酸化脂質(MDA)の血液濃度が上昇しています。
慢性的に揚げ物、炒物を食べている場合は、かなり肝臓のデトックス機能が弱っているということです(かつての私がそうでした・・・・・)。
ちなみに、発がん作用だけでなく、慢性炎症など様々な悪影響を及ぼす過酸化脂質(アルデヒド)は、プーファ(PUFA,多価不飽和脂肪酸)を加熱処理しなくても、体内で消化・吸収する際に発生します(『オメガ3の真実』参)
現代では加工食品に植物油脂やDHAなどのプーファが大量に混入されていますので、加工食品の摂取も肝臓を痛める原因となります。
肝臓の働きが弱ることでも、毒性物質がいつまでも循環し、“免疫抑制”状態を作ることを“肝”に銘じておきましょう。