やっとまともな意見が日本でも出てきました。
日本感染症学会と日本感染環境学会は、診療に携わる臨床現場などに向けて「新型コロナウイルス感染症に対する臨床対応の考え方」を発表しています。
その中で軽症の患者に対してはPCR検査を勧めていないことと、重症患者の治療に特化することを提言しています。
日本感染症学会の理事長は、「感染者の8割が軽症ですむことを考えれば、重要なのは重症化した患者を救命することに尽きる。現在亡くなられた方の数は欧米に比べてかなり少ない数字に抑えられている。感染経路の解明とともに、重症者を発見して対処し治療することを最優先すべきだ」と発言(4/17(金)時事通信)。
基本的なPCR検査の仕組みを知れば、ウイルス感染の確定診断に使用してはいけないツールです。
ましてや健康な若年者などが風邪症状を呈したからといって、この様な不確定な検査をして、偽陽性(感染していないが、検査の間違いで陽性と出る)を増やしてWHOゲイツ君たちを喜ばせるだけの愚行を行ってはいけません。
その意味では、たまたま東京オリンピックのことがあったので、検査を無作為に行わなかった日本は、“結果的”に大正解(リアルサイエンスに基づいていた)なのです。このことをほとんどの日本人は全く理解できていません。
そもそも検査の前に・・・・・・・
権力者筋やそれに反応する烏合の衆(自分で考えることを放棄して真実を抑圧する共犯者たち)が、「重症化する」と“騒ぐ”病態は、本当に新型コロナウイルス(SARS-COV-2) が原因なのでしょうか?
今回の感染症の重症な症状を含め、あらゆる感染症において、ある特定のウイルス感染によって引き起こされることをまだ誰も一度も証明したたことはありません。
オンライン講義でお伝えした「コッホの原則」を満たしていない微生物は、間違ってもの病気を引き起こすと断定できないのです。
さらに言うと、“微生物が病気を引き起こす”と言う仮説「病原体説(germ theory)」を提唱したパスツールでさえ、自分の仮説の誤りを認めていた事実はよく知られています。
現代医学は事もあろうに、感染症だけでなく、がんや自己免疫疾患まで微生物が引き起こすと言う仮説を流布しています。
ここ数十年は、微生物に加えて今度は“遺伝子”という下手人も登場させています。「病気の原因は遺伝子だ!」ということで、遺伝子組み換え(GM),遺伝子編集(GE)さらには幹細胞治療(iPS)が盛んに行われる様になりました(結果は惨憺たるものでした。。。)。
感染症も含め、病気は”微生物”や”遺伝子”が引き起こすのではなく、あくまでも私たちの体内の状態だと言うことです。
それを現代風に言い換えると、私たちの糖のエネルギー代謝が低下したときに、免疫抑制状態となる。そのときには、バクテリアなどの微生物の処理に失敗し、炎症が引き起こされると言うことなのです。
残念ながら、現代医学は、提唱者自身が否定した「病原体説(germ theory)」に則って理論構築しています。
つまり、誤った仮説の上に、理論を構築しているのですから、リアルサイエンスであるわけがないのです。
なぜ、この様なことをパスツール自らが誤りを認めた時代から150年も経過した現代になっても延々と続けているのか?
それは、製薬業界にとって、この仮説はドル箱になるからです。
微生物が感染症、自己免疫疾患、がんの原因という幻想を振り撒くだけで、それに対するミサイル(最たるものがワクチン)を開発することで大衆を騙せるからです。
遺伝子が自己免疫疾患、がんの原因という幻想を振り撒くだけで、高額な生物学的製剤や遺伝子編集技術で大儲けできます。
近年では、微生物や遺伝子を悪人に仕立て上げる方法があまりにも無残な結果に終わったので、今度は“腸内細菌のバランス”と言い出しました(『慢性病は現代食から』参)。
これも新手のフェイクであることを拙著で詳しくお伝えしています。
フェイクサイエンスの上に成り立った仮説に則っても、それはマトリックスの仮想世界に入っていくだけです。
まさしく、私たちの住む世界の現状こそがフェイクサイエンスが横行するマトリックスの世界なのです (^_−)−☆。