『環境汚染が病原体を作る!』

 

みなさんは、”病原体”なるものが存在すると思っておられるでしょうか?

ナノ粒子(nanoparticles )の危険性を以前からお伝えしてきました。

ナノ粒子は病原体(マンプス、MAMPs=外来性の炎症ゴミ)を作るという驚きの研究が発表されています(PNAS July 3, 2018 115 (27) 7087-7092)。

「アスペルギウス(Aspergillus fumigatus)」というカビの一種があります。

糖尿病やステロイドなどの免疫抑制剤を使用していると、このカビに感染して肺炎になるとされています。

本当でしょうか?

私は以前にもお伝えしたように、大気中に常在しているカビ自体が肺炎を引き起こすとは考えにくいという立場です。

もしカビ自体に病原性があるのなら、糖尿病やエイズのような免疫不全でなくても感染するはずです・・・・・・

今回、カビの胞子の周囲に、人工的に放出されたナノ粒子が集積することで、”炎症ゴミ”となることが報告されています。

カビの胞子単独、あるいはナノ粒子(今回は二酸化ケイ素を使用)単独では、炎症を引き起こしません(本当は、二酸化ケイ素は単独でもナノ化すると炎症を引き起こします)。

しかし、「カビ+ナノ粒子」ではじめて炎症を引き起こすことが、試験管および動物実験で明らかになったのです。

「カビ+ナノ粒子」は、なんと食細胞(マクロファージなど)の掃除を回避して、エンドトキシンと類似の炎症を引き起こします。

都会に花粉症が多いのも、「環境汚染物質+花粉(オメガ3の過酸化脂質)」がアレルギー反応をもたらしていることが分かりますね。

花粉症のある人が、花粉の多い田舎でも発症しない理由がここにありそうです(^_-)-☆。

今回の研究からも、病原体などは本質的には存在せず、人工的な修飾を受けたものが、はじめて病原性を発揮するということが明らかになりました(^^♪。

もちろん、病原性を発揮する最大の原因は、私たち側の糖のエネルギー代謝の低下です(^_-)-☆。

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