世界保健機構(WHO) は、ここに来て収束傾向の新型コロナウイルス感染数を見て、焦り始めましたね。
「夏には収束するかどうかは分からない」と慌てて発表しています(発表させられた(^_−)−☆)。
分かりやすい・・・・・・・
シンガポールでは、18年前の2002年にSARS流行で学校閉鎖を施行した経緯があります。
この時に、学童が暇で行き場所がなくなり、街に大量に集まる様になって、全く意味がないことを悟りました。それ以降、登校させた上で、感染拡大を防ぐ処置を取るという方法をとっています。
日本では、シンガポールに遅れること18年後の現在でも、学校閉鎖という訳のわからない処置が取られていますね・・・・
シンガポールは都会なので、街に集まるしかありませんでした。日本でも都市圏では同じ現象が起こることが予想されますが、都市圏以外の自然の遊び場がたくさんある田舎では、逆にこれは素晴らしい処置になりますね。
さて、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の特徴は、現在でも高齢者や糖尿病、心臓血管疾患などの慢性病を持っている人が高率に罹るということです。
この様な感染のタイプを「日和見感染(opportunistic infection)」と言います。
この様な人の共通する特徴は、「免疫抑制」状態ということです。
「免疫抑制」とは、ゴミ(毒物)が体内に侵入したときに、それを速やかに処理できないために生命場にゴミが蓄積していくことです(『新免疫革命』参)。
やがて、ゴミは特にプーファや鉄の存在で炎症を引き起こす形へと変化していきます(炎症ゴミ)。
そうなると最終的にガンに発展していきます。
さて、最新の日本の研究で、免疫抑制の最終形であるガンに対しても「免疫抑制」を解除することで効果を示すことが、がんの細胞実験およびマウスの動物実験のいずれも(in vitro and in vivo)で確認されました(bioRxiv preprint doi: https://doi.org/10.1101/813584)。
この研究で使用されたのは、リンパ球(T細胞)のミトコンドリアを活性化させる物質。
リンパ球(T細胞)のエネルギー代謝を回復させることで「免疫抑制」を解除し、これによって最終形である癌でさえ抑えることができたのです。
ということは、がんの手前である感染症という状態(本当は免疫抑制の初期段階という表現が適切(^_−)−☆)にも当然、まずは免疫抑制を解除することが最も効果的ということです。
そのためには、やはり免疫細胞と呼ばれる細胞だけでなく、全身の細胞の糖のエネルギー代謝を高めることが先決だということが分かりますね。
脂肪のエネルギー代謝では、血液中の脂肪酸(現代人はプーファ)が免疫抑制作用をするのでご法度です(^_−)−☆。