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『私たちは、“体に悪いもの”は避ける本能を持っている!』

みなさんは、口にして「不味い(まずい)」と思ったものは、食べないようにしていますでしょうか?

あるいは、「不味い(まずい)」のに、体に良いと思い込んで食べているものはないでしょうか?

物の果物、ハチミツや乳製品を食べると、不純物を大量に添加している現在の偽食品(加工食品)は、ちょっと口にしただけで区別できるようになります。

しかし・・・・・・

現代社会のように、小さい時から偽食品(加工食品)で育つと、逆に本来の食品の方をおかしく感じるようになります。

その味覚が逆転している現代人でさえ、本能的に口にしないものがあります。

それは・・・・・

チョコレートに、飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸(プーファ)を添加した興味深い臨床実験があります(Chem Senses. 2017 Feb;42(2):161-166)。

この実験では、植物油脂のプーファを加えると、少量でもそのチョコレートを敬遠する傾向があったのです。

多価不飽和脂肪酸(プーファ)>一価不飽和脂肪酸>飽和脂肪酸

の順に、脂肪の不飽和度が高いほど、そのチョコレートを敬遠する傾向が認められたのです。

幼児が魚、野菜(いずれもプーファ)やアボガト(一価不飽和脂肪酸)を食べるのを嫌がるのも同じ理由ですね(魚、野菜、アボガトのいずれも味付けしてゴマかさないと食べられない)。

これはチョコレートだけでなく、あらゆる食品について言えることでしょう。

私たちは、いくら幼少時から質の悪い加工食品を食べさせられていても、本能的に最大の「シックネス・サブスタンス(病気の場を作る物質)」であるプーファを避ける本能があるのです(^_−)−☆。

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