最近、食道がんが日本でも増加していることをご存知でしょうか?
これも高齢者のがんとされていましたが、今や若い世代でも発症しています。
食道がんは、増大すると食道をふさぐので、食べ物が喉を通らず、嘔吐するようになります。
このような場合は別として・・・・・・
食道ががんなどで塞がっていないにも関わらず、食べ物が喉を通りにくいということが起こります。
うつ病などの甲状腺機能低下症では食欲そのものが低下しますが、甲状腺機能低下症で食道の機能が落ちると食べ物が喉を通りません。
これは、食道の筋肉が糖のエネルギ―代謝によって緊張状態にあるからです。
簡単に言うと、ギュッと食道の筋肉(食道下部の平滑筋)が収縮することによって、食べ物の通り道がふさがるのです。
この筋肉の収縮が断続的に起こると心筋梗塞と間違えるような胸痛が起こります。。。。
さて、このような状態にペパーミント(オイル)が有効であることが報告されました(Digestive Diseases and Sciences, 15 February 2019)。
実験では83%の被験者がペパーミントによって、喉のとおりが良くなったということでした。
ペパーミントは、筋肉細胞の興奮を抑える作用があります。
過敏性腸炎(IBS)などでも有効であることも報告されています。
日中のストレスによって筋肉がガチガチに固まっているあなた。
ペパーミントの香りを嗅ぐだけでもリラックス効果があるでしょう(#^.^#)。