『ブドウ糖果糖液糖はがんを増大させる!』

 

みなさん(あるいはお子さんたち)は市販のソフトドリンクを飲まれているでしょうか?

あるいはお惣菜、出汁、コンビニ弁当やファストフードなどの加工食品は如何でしょうか?

これらの加工食品に使われる甘味料の代表は、「ブドウ糖果糖液糖(異性化糖、HFCS)」です。

GMのコーンから大量生産されるために、安価なため食品業界が必ずといってよいほど、加工食品に混入させています。

実際に私もそうですが、「ブドウ糖果糖液糖(異性化糖、HFCS)」入りのドリンクや加工食品を飲食すると、気分が悪くなったり、脈拍が上がるなどのストレス反応が起きる人がいます。

この「ブドウ糖果糖液糖(異性化糖、HFCS)」は、ブドウ糖、果糖やそれが組み合わさった自然のショ糖、ハチミツとはまったく異質のものと体がとらえていることをお伝えしてきました。

そうすると・・・・・・

「ブドウ糖果糖液糖は、ブドウ糖:果糖の割合が、45:55とショ糖やハチミツと何ら変わりないではないかー」・・・・というご質問が殺到します(^_-)-☆。

いやいや・・・・・・

GMコーンから複雑な化学合成過程で作られるモンスター「ブドウ糖果糖液糖(異性化糖、HFCS)」については、重金属汚染やデンプン質の混入などがすでに指摘されています。

これらの混入によってショ糖やハチミツとは違った反応を引き起こしているのは間違いないでしょう。

しかし、その問題の本質は、別のところにあります。

ブドウ糖と果糖の割合を砂糖に似せても、同じ”糖”として私たちの体で認識されていないのです。

そして、それが液体状になっていること。これは準固体であるハチミツや固体の黒砂糖とは違った反応を起こします。

特にデンプン質がコーンスターチのような液体状になっている場合は、PM2.5などの微小粒子と同じく、リーキーガットがなくてもそのまま腸粘膜から吸収されてしまいます(これはパーソープションと呼ばれています)。

さらに糖のエネルギー代謝には、ビタミンやミネラルが必要です(『基礎医学シリーズDVD)。

液体状のブドウ糖果糖液糖を摂取すると、糖のエネルギー代謝が回っていれば、ビタミンやミネラルがより早く消費されます。

その消費量のビタミン、ミネラルが他の食品からない場合は、ショ糖やハチミツ(ビタミン、ミネラルを含む)よりも早く糖のエネルギー代謝がストップしてしまいます。

さて、今回ようやく「ブドウ糖果糖液糖(異性化糖、HFCS)」が肥満だけでなく、がんの増大を促すというマウス(大腸がんモデル)の研究報告が出ました(Science, 2019; 363 (6433): 1345-1349)。

ウスに「ブドウ糖果糖液糖」入りのソフトドリンクを自由に飲ませると、約2か月で肥満になりました(ちなみに私は1か月でお腹が出ました・・・・(^_-)-☆)。

肥満そのものががんを増大させる(『慢性病は現代食から』続・新免疫革命)ために、肥満を引き起こさないように毎日「ブドウ糖果糖液糖」入りのソフトドリンクの量を限定して与え続けました。

その結果・・・・・

マウスは肥満にはならなかったにも関わらず、大腸がんが進行したました。

「ブドウ糖果糖液糖」を抜いた水だけの場合より、大腸がんが増大・悪性化したのです!

今回の研究では、「ブドウ糖果糖液糖」そのものが、ガン細胞内で脂肪合成(および解糖系)を活性化させるために、がんの”エサ”が増えたことが原因であることを突き止めました(がんは脂肪中毒!)。

これを「ブドウ糖果糖液糖」に含まれる果糖が原因ではないかとしていますが・・・・・・

ブドウ糖、果糖では「ブドウ糖果糖液糖」ほど脂肪合成が高まりません

そして「ブドウ糖果糖液糖」とほぼ同じ割合でブドウ糖と果糖が含まれるハチミツではむしろがんは縮小するのです(^_-)-☆(Integr. Med. Insights 2017,12, 115)(Molecules 2014, 19, 24972522)(Food Chem. Toxicol. 2011, 49, 871878)。

再度繰り返しますが、ブドウ糖と果糖の割合を砂糖に似せた合成品を作っても、それが同じ”糖”として私たちの体で認識されないことをがんの実験でも示したということですね(^^♪。

冷蔵庫にある食品やスーパーにある食品の成分表示を確認する習慣をつけて頂ければと思います(^_-)-☆。

 

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