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『教科書が間違っていた!:緑内障も自己免疫疾患』

Body,mind&soul パーソナルインストラクターのパレオドクター崎谷です。

 

 

 

みなさん、眼の病気に緑内障(りょくないしょう)というものがあることをご存知でしょうか?

 

 

 

 

緑内障は、眼球内の圧力(眼圧といいます)が高くなることで、失明をきたすとされています。

 

 

 

 

ではなぜ眼圧が高くなるのでしょうか?

 

 

 

 

欧米の眼科学会では、眼球の前部を循環している水(房水:ぼうすい)がどこかで根詰まりを起こしてあふれかえるために、網膜(視神経)が圧迫されるとしています。

 

 

 

 

それではなぜ眼の水の循環が根詰まりを起こすのでしょうか?

 

 

 

 

 

現代医学では「原因不明」あるいは遺伝子のせいにしています・・・(^_^;)。

 

 

 

 

実は、眼圧を正常に戻しても緑内障が治るわけではありません。

 

 

 

 

日本では眼圧が最初から正常値の緑内障が多いのです・・・

 

 

 

 

教科書がおかしい。。。。。(-。-)y-゜゜゜。

 

 

 

 

緑内障は実は関節リウマチ、SLE、潰瘍性大腸炎と同じ自己免疫疾患の可能性があることが最新の研究で報告されました(Nature Communications, 2018; 9 (1))。

 

 

 

この論文の詳細は次作の『続・免疫革命』でとりあげますが、網膜には存在しないとされてきたリンパ球(T細胞)が炎症を引き起こしていることが分かりました。

 

リンパ球は何に対して炎症を起こしているのでしょうか?

 

 

 

それは、「熱ショックタンパク質」とよばれるストレスがかかると体内で産生されるタンパク質です。

 

 

 

マウスの実験では、常在菌の「熱ショックタンパク質」に反応して、自分の網膜の「熱ショックタンパク質」に対しても炎症を引き起こしていることが確認されました。

 

 

これをバクテリアと人の組織の分子相似性といいました(『新・免疫革命』)。

 

 

 

 

マウスを無菌状態にすると緑内障は発症しません。

 

 

また、緑内障の人は、そうでない人の5倍も「熱ショックタンパク質」に反応するリンパ球が多いことも分かっています。

 

つまり、炎症→組織の変性(=緑内障)→眼圧の上昇

 

であって、

 

 

眼圧の上昇→緑内障

 

 

 

ではないのですね(^○^)。

 

 

 

 

 

遺伝子や腸内細菌でも同じですが、結果を原因と勘違いしているところに根本的な問題があります。

 

 

 

 

緑内障も結果を原因と間違えていた・・・・

 

 

 

今までの緑内障の手術や点眼液はなんだったのか・・・・

 

 

眼圧を下げても意味がない(失明が防げない)のは当然ですね(#^.^#)。

 

 

 

それでは原因のところの炎症がなぜ起きるのか?

 

 

 

それは『新・免疫革命』に詳述していますが、炎症ゴミ(病的な炎症を引き起こすゴミ)が溜まるからです。

 

 

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