今日は今年最後のビタミンの真実セミナーを福岡で行いました。
私ノセミナーが初めての方も結構おられましたので、
場の理論から基本を説明させて頂きました。
ビタミンに絡めていま、大変問題になっている鉄やケトン食などについてもしっかりと真実をお伝えできたと思います。やはり、健康本や教科書で皆さん迷っておられることが多いのが本日も再確認できました。
ご質問もたくさん頂き、セミナーが活性化されました。
ご参加された方々には感謝いたします。
さて、早速リポリシス本をお読みくださった読者から素晴らしい書評(アマゾン)を頂いたので、シェアしたいと思います(#^.^#)。
この本は私のお伝えしてきたことの流がお分かる人にはとても重要な内容を盛り込んでいました。
つまらない揚げ足どりばかりで最もこの本で伝えたかったことが消されるのではないかと危惧していただけに、正鵠を得た書評に少し安堵いたしました!(^^)!。
(転載開始)
専門的で一般ウケしなさそうなタイトルですが・・・
読み進めるうちに、
1作目の「プーファフリーであなたはよみがえる」が
序章に過ぎなかったことを感じさせられていきます。
崎谷先生のお伝えしていることに初めて触れる方は、
1作目を先に読まれることをお勧めいたします。
1作目はプーファの摂取で猛毒が大量発生するということが主テーマでしたが
2作目は体内に蓄積されたプーファがその後の身体に及ぼす影響に関するものです。
最初からストレスホルモンもオンパレードで登場し、
リポリシスがなぜ「自己中毒」と表現されるのか?
遺伝子の配列やスイッチが変わることで次世代以降にまで影響する
ということが序盤から書かれていますが、
危険な脂肪の作用という内容でありながらも、
いつしか脂肪以外の重要な栄養ファクターについても切れ込んでいます。
それは、3作目以降の主テーマになるのでしょうが、
その核心部分をこの2作目で触れてしまうのですね?と
問いかけたくなりつつも、すべてはつながっているので、
触れることになるのもある程度は必然ということでしょうか。
(ゆえに、この1冊だけでも相当おいしい内容になっています)
前作のレビューにもありましたが、
「別の角度のことが知りたくなる」
「次作が読みたくなる」といった心境に不思議と駆られるところがあり、
先生の中にある無尽蔵な底力には本当に驚かされます。
これまでに先生の講義を聴いてこられた方は、きっと
「ここまでの内容を盛り込んでいただけるなんてありがたい!」
と思うようなハイクオリティな情報が凝縮されていますし、
「そこまではキャッチアップできていませんでした~!!」と、
いずれかのポイントで必ず感じられるのではないでしょうか。
私が個人的に臨床を担当していた方が、
プーファフリーで見事に体調がよくなっていき、
下痢や便秘を繰り返すといういわゆる過敏性腸症候群の症状をお持ちだったのに、
下痢も便秘もなくなったという事実がどういうメカニズムなのか?
不思議に思っていましたが、この本を読んでその謎が腑に落ちました。
それ以外にも、
私ならずとも興味深く感じるであろうポイントをいくつか挙げてみますと
●肥満の人がなぜガンになりやすいのか
●お腹に脂肪がつく中心性の肥満(メタボ・糖尿病を含む)とガン悪液質の激やせ状態が
細胞レベルの代謝でみると同じ病気で経過のどこにいるのかだけの違いであること
●一部の賢明な研究者たちが100年前から気づいていたこと
●アイディアがいつの間にか科学的事実であるかのようにすり変わっている
●インシュリン抵抗性とは、リポリシスあるいはプーファ摂取過剰による
糖の細胞内の取り込みのダメージ
●ケトン食は、長期的には前頭葉に悪影響があり、一時的には痩せても、
リバウンドやその後に様々な不調が出やすく、ある種のガンの増殖をも加速させる理由
この本の内容を
さらに掘り下げて深く学ぶことができるようになっているのが
生化学の講義という位置づけになっていることを
受講者の方は、あらためて確認できることでしょう。
これから医の道を歩もうという志をお持ちの学生さんなどにも、
後で苦労や後悔をしないためにもぜひ触れておいてほしいなと思います。
また、薬が有効であるケースについても明記されていることは、
医療者として当然の視点でもありますが、
冷静かつ客観的に見据えている点もドクターとして素晴らしい。
総じて申し上げますと、
先生は、既存のものを鵜呑みにしない事実認識に長けていると感じます。
そのため、探求や究明が進み、救命への道が開けてゆくのだと思います。
医薬品を過剰に揶揄し、自然治癒力を当たり前の前提とする風潮にあって
巷に出回る健康本のような情報だけでは打開しにくい不調な状態をも
乗り越えるための選択肢を想定しながら
医療としての手当や治療を必要として求める方々にも
先生の見い出した真実に基づいて寄り添い見捨てることはないでしょう。
~先生からのメッセージとして帯にあった想い~
日本が「健やかな生命場」に変わっていけるよう、少しでも多くの人にこの本を届けたい。
私も、心からそう願ってやみません。