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『リウマチは糖尿病やガンと同じ“代謝”病』

 

みなさんは、特に朝起きたときに指や肩などの関節の腫れや痛みをご経験されたことがあるでしょうか?

私の周りの女性も、40代後半から更年期にかけて、関節痛を訴える人が増えています。

その原因は、関節リウマチが女性に多い理由と同じです(^_-)-

実は私が脳外科医の専門医を取得した後に、真っ先に取り組んだのが、難病の根本治療、特にリウマチの根本治療でした。

当時から不治の病とされ、治療は対症療法しかありませんでした。

ここ数年で生物学的製剤という高価な薬剤を普通に投与するようになっていますが、これも“結果”の炎症を抑える役割(対症療法)に過ぎません。

しかし、生物学的製剤は、ステロイドや抗ガン剤(メトトレキサート)と負けず劣らず、死に至る副作用をもたらします。

リウマチの方は、最終的には各関節が破壊されて、車イス、寝たきりになります。

さらには、動脈硬化も引き起こします(悪性関節リウマチ)。

私も長年、リウマチの根本原因を特定することができませんでした。

しかし、ここ5年くらいでようやく根本原因が明確になったため、その治療法も提供することが可能になっています。

さて、基礎医学シリーズの『代謝総集編』で詳述しましたが、リウマチは糖尿病やガンと同じく、細胞内がアルカリ性になるという代謝異常があります。

もちろん細胞内をアルカリ性にするのは、プーファやエストロゲン、コルチゾールといったストレス物質!(^^)!

実際に細胞内を酸性にするビタミンK、ナイアシノマイドや重曹(炭酸水素ナトリウム)でリウマチが改善していきます(IUBMB Life. 2008 Jun;60(6):355-61)(J Immunol. 2018 May 15;200(10):3568-3586)(Sci Transl Med. 2016 Mar 23;8(331):331ra38)。

このようにリウマチは、糖尿病やガンと同じ仕組みで起こる代謝病(脂肪のエネルギ―代謝)なのです。

さらに、腸内環境とリウマチは密接に関係しています。

食物繊維(プレバイオ)や消化の悪いものを食べすぎると・・・・・

エンドトキシン(内毒素)が小腸に充満し、血液中に流入します。

これが破骨細胞を過剰に刺激して、骨を破壊していきます(Clin Oral Investig. 2017 Nov;21(8):2445-2452.)。

ということは、リウマチの根本治療法も糖尿病やガンとまったく同じということですね。

このことは、最先端の医学でも語られていない内容です。

なぜ、現代医学が根本原因にアプローチしないかはもう皆さんはご存知ですよね(^^

リウマチとは区別されている変形性関節炎も実は同じ原因で起こっています。

 

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