先日急逝したタンザニアのマグフリ大統領(President Magufuli)は、メインストリームのメディアからは酷評されています。
ということは、実態はその逆ということです。
元世界保健機構(WHO)のサイエンティストが、マグフリ大統領は自国民の何千人もの命を救ったと回顧する記事が掲載されました(『Magufuli’s Covid response saved thousands of lives』 New Africa, 15 April 2021)。
マグフリ大統領が暗殺された理由をウエルネスラジオというクローズドの場所しで少しお伝えしましたが、それは彼が日本の田中角栄と同じコンピュータ付きブルドーザーの異名をもつ愛国者だったからです。
彼は新型コロナの検査の虚偽を暴いただけでなく、遺伝子ワクチンの導入やロックダウンも行いませんでした。
ゲイツ君が書かせているガーディアンなどの欧米の主要メディアでは、スウェーデン、ベラルーシ、クロアチアなど他にもロックダウンを行わなかった国があるにも関わらず、コゥビット否定論者(Covid deniers)と名指しして避難したのは、マグフリ大統領だけでした。
広島・長崎にだけ原爆を落としたという権力者の精神構造は当時と全く変わっていません。
新型コロナフェイクパンデミックによる経済苦境で、多くのアフリカの国家は深刻な食糧危機と貧困で、子供を中心に多くの命が失われました(UNICEFの見積もりでは、25万人の子供の命が新型コロナによる経済苦境で失われた)。
その中でも唯一、アフリカでGDPベースでも経済発展を遂げていたのが、マグフリ大統領を擁するタンザニアだったのです。
アフリカは、極端に感染死亡率が低い新型コロナよりも、結核、エイズ、マラリア、エボラなどに晒されています。衛生環境や貧困を改善することが、感染症という病態を根本治癒させる唯一の方策であることをサイエンティストでもあるマグフリ大統領は熟知していたのです。
そして何よりも、マグフリ大統領は、他の世界の国家でたった18ヶ月前までは存在しているはずと“幻想”していた人権(human rights)を尊重した大統領でした。
私たち世界中の残された人々がマグフリ大統領の魂を受け継ぐことができれば、グレート・リセットは頓挫するでしょう(^_−)−☆。