今回の新型コロナウイルス感染症については、昨年の3月の「新型コロナウイルスの真実」講義で、すでに検査によるパンデミック(PCRパンデミック)とお伝えしていました。
そして過去記事でもお伝えしたように、あのNYT誌までも、PCRサイクル数が現在の37回以上では、PCR陽性のうち90%は偽陽性(感染していないが、検査で陽性とでる間違い)であるという“驚くべき”事実が掲載されました(私は驚きませんでしたが・・・・(^_−)−☆)。
そして、PCRのサイクル回数(Ct value)を35回以上に上げた場合(米国や日本など世界の大多数が当初は高いサイクル数だった)のPCR陽性、実際の感染(細胞培養で感染性が確認される)が認められるのは、そのうちの8%程度(92%は偽陽性)であったことも過去記事でお伝えしました(Euro Surveill. 2020 Aug 13; 25(32): 2001483)。
WHOもようやくこの事実を認めたのが、2020年12月でした(『WHO Information Notice for IVD Users』WHO, 14 December 2020)。
PCRでサイクル数をあげると偽陽性が出るので要注意だと。
しかし、昨年の9月にすでにPCRでサイクル数が25回でも70%は偽陽性であるというエビデンスが出されていました(Clin Infect Dis. 2020 Sep 28 : ciaa1491)。PCRでサイクル数が35回であれば、97%が偽陽性でした(誰でも感染者にすることができる(^_−)−☆)。
このように、PCR検査はリアルサイエンスにおいては使い物にならないのですが、権力者にとって非常に都合のよい道具になります。
2021年1月4日にファウチ君とビッグファーマが統括する米国食品医薬品局(FDA)が公開したPCR検査についての警告にそれが現れています(『Risk of False Results with the Curative SARS-Cov-2 Test for COVID-19: FDA Safety Communication』FDA, January 4, 2021)。
なんと、ここには、PCR検査の偽陽性(false positive)ではなく、偽陰性(false negative)が問題にされています。
偽陰性とは、本当は感染しているのに、PCR検査陰性と出るエラーのことを指します。
「PCR検査には偽陰性がつきものなので、PCR検査で陰性と出ても、それで安心してはいけない・・・・・・ロックダウン、ワクチン接種、強制マスクなどは続行すべきだ・・・・」
と言いたいのでしょう。
PCR検査がいまやイカサマ検査であったことが周知の事実になると、これを逆手にとって「Dark Winter」を演出するのですから、悪知恵だけは天下一品ですね(^_−)−☆。