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『なぜカンジダに抗真菌剤は悪手なのか?』

 

カンジダはウエルネスラジオでもお伝えしたように、主に腸内で私たちと共生しています。

しかし、私たちの糖のエネルギー代謝が低下すると、途端に増殖を始めます。

ステロイドや免疫抑制剤の慢性投与や糖尿病、あるいは慢性ストレスにさらされていると、糖のエネルギー代謝が低下するため、カンジダが皮膚・粘膜や血液で増殖します。

現代医学ではこの状態に対して何をするのでしょうか?

はい。

やはり、カンジダを叩きにいきます。

具体的には抗真菌剤といわれる化学物質を投与します。

これはバクテリア(細菌)に対して、抗生物質を使用するのと同じです。

さて、その抗真菌薬の代表が「フルコナゾール」という薬です。

この薬は、カンジダの壁をつくるコレステロールのような脂質(エレゴステロール)の合成をブロックします。

さて、この抗真菌薬で増殖し始めたカンジダを抑えることができるのでしょうか?

最新の研究で、カンジダなどの真菌は、フルコナゾールによって耐性を作るメカニズムが報告されました(mBio, 2019; 10 (1))。

カンジダは通常の共生している環境では、無性生殖して子孫を残していきます。無性生殖とは、自分自身が分裂していくだけの増殖形態です。

しかし、フルコナゾールにさらされると、カンジダは耐性をもつ菌と合体します(有性生殖)。そして子孫にはその耐性能力を授けていきます。

このことによって、抗真菌薬の投与にも関わらず、カンジダはさらに増殖が加速していくのです。

抗生剤の投与によって、バクテリアが耐性菌を作って増殖するため、今度は打つ手がなくなるのと同じですね(^_-)-☆。

みなさんはもうバクテリアや真菌の増殖に対しての根本治療はお分かりですね。

私たちの糖のエネルギー代謝を回すことです(^_-)-☆。

 

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