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『WHO指針:ワクチン反対者への対策法〜その2』

先日ご紹介したWHOのワクチン反対者への対策法(Best practice guidance:『How to respond to vocal vaccine deniers in public』)には、ワクチン反対者に対してすべきことを事細かに指導しています。

その中で、ワクチン反対者に対するコミュニケーションですべきこと(Do’s)で推奨しているテクニックにフレーミング(framing)という“騙し”のテクニックが掲載されています。

今回はそれをご紹介しましょう。

Ø  「低い副作用のリスクよりも高い安全性を強調しなさい」

(Emphasize high safety instead of low risk)

コインは表と裏がある。脂質が25%のバーガーがあるとしよう。

大衆は、25%の脂肪分と書かれるより、75%脂肪フリーと表示される方を買う。

したがって、ワクチンに関しても、副作用などのマイナス点ではなく、プラス面を強調すれば、支持が得られやすい(half emptyではなく、half fullに着目)。

ワクチンは、低いリスクのことよりも高い安全性を強調すべきだ・・・・・・・・

みなさん、どうでしょうか?

「ワクチンは安全性が高い」ということを暗黙の了解としていますが、それこそがフェイクサイエンスであることを「ワクチンの真実講義」でも詳しくお伝えしました。今回の講義でご紹介したワクチンのリスクでも、まだ氷山の一角に過ぎません。

この後のガイドラインでも、非常に興味深いことが述べてあります。

「100%副作用のない治療などない(Impossible expectations)」ということを強調しなさいとあります。

医師は、どのような治療でも必ずリスクを説明した後に同意を得ないと実行できません(informed consent)。

ワクチン治療の一部ですから、ワクチンに副作用が伴うのであれば、まずそれがどのようなものであるかを説明する義務があります。

なぜ、ワクチンにはそれがないのでしょうか?

(実は私も医学部および大学院で、ワクチンについてその仕組みや副作用の詳細を学んだことは皆無です。医師や医療スタッフはワクチンのど素人なのです。)

ワクチン接種を正当化するのであれば、「100%副作用のない治療はない」ことを前提にベネフィットとリスクを測りにかける以外にはあり得ません。

ベネフィットとリスクを測りにかける場合、当然その根拠とするデータは、質の高いエビデンスに基づいたものでなければなりません。

しかし、ワクチンの効果および安全性については、その質の高いエビデンスは皆無に近いのです。

具体的には、真の意味での「ランダム化比較二重盲検試験(RCT)」がなされていないということですが、これも「ワクチンの真実講義」および「新型コロナワクチンの最新の臨床試験講義」に詳述しています。

つまり、ワクチンのリスクとベネフィットを議論する安全性に関する土台がない一方で、ワクチンのリスクに関しては、200年以上のジェンナーのワクチンの時代から、たくさんの研究論文が出ているのです。

WHOのガイドラインのように、「ワクチンは安全性が高く、リスクが低い」という大前提は、いまだ証明されたことがなく、フェイクサイエンスであることをまだ講義を御視聴されていないみなさんも知っておいてください(^_−)−☆。

 

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