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『ウイルスはガンを発生させるのか?』

みなさんは、ガンになる原因は何だと思われているでしょうか?

現代医学では、その最有力候補として必ず挙げられるのが、「ウイルス」感染です。

ウイルスとガン・・・・・・

ウイルスは風邪などの感染症というイメージが強いですよね。

しかし、ガンを予防すると喧伝されている「子宮頸がんワクチン」が先進国で流布しているように、ウイルスとガンの関係を主張する人たちがいます。

子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(human papillomavirus (HPV))によって引き起こされると“強弁”しているからです。

さて、皮膚の扁平上皮がん(squamous cell carcinoma (SCC))も同じくヒトパピローマウイルス(HPV)によって引き起こされることも喧伝されるようになってきました。

本当にこれらのウイルスで発がんするのでしょうか?

この現代医学の主張が覆される最新の研究が報告されています(Nature. 2019 Nov;575(7783):519-522)。

マウスに紫外線照射は化学物質を投与して、皮膚の扁平上皮がん(SCC)の前癌病変を作ります。

これらのマウスのうち、ヒトパピローマウイルス(HPV)感染によっても炎症が起こらないマウスは、皮膚ガンに発展することはありませんでした。

その一方で、ヒトパピローマウイルス(HPV)感染によって炎症が起こるマウスでは、皮膚ガンまで発展したのです。

そして、ヒトパピローマウイルス(HPV)感染によっても炎症が起こらないマウスのリンパ球(T細胞)を移植した炎症マウスでは、発がんが抑えられたのです。

このことから、ヒトパピローマウイルス(HPV)そのものが発がんを引き起こすのではなく、炎症を引き起こす体側の問題であることが明確になりました。

つまり、糖のエネルギー代謝が低下した状態(=炎症)では、免疫抑制がかかることでガンに発展していくということです。

ウイルス感染が原因と言われているものには、ガンの他にも多発性硬化症、SLE、糖尿病などの自己免疫疾患やアルツハイマー病などがあります。

これらも、糖のエネルギー代謝の低下がなせるワザであって、ウイルスそのものがガンを引き起こす「悪」ではないのです(^_−)−☆。

 

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