『なぜ生野菜はいけないのか?』

ベジーなお店でボールにいっぱいの生野菜をプーファたっぷりのドレッシングをかけてムシャムシャと食べている若い男女の光景を見かけることがあります。

若いからなんとかしのげるのですが・・・・・・・・・

野菜そのものをお肉と同じく積極的には勧めていませんが、特に生野菜の過剰摂取は慢性病を引き起こします(野菜なら肉(筋肉)の方がまだマシです)。

特にアブラナ科の生野菜は危険であることをお伝えしてきました。

それ以外の野菜でも生野菜を食べることはよくありません。

その理由は・・・・・・・

消化に極めて悪いからです。

人間はそもそも草食動物のように生の植物を消化できる能力がありません。

そうすると生の野菜を過剰摂取するとどうなるでしょうか?

十分に消化されない野菜は・・・・・・

バクテリアのエサになって、SIBO(小腸腸内細菌異常増殖症)を招きます。

20世紀初頭に行われた興味深い動物実験があります。

ラットに生野菜と野菜の缶詰を食べさせた実験。

野菜の缶詰を食べたラットの方が生野菜を食べたラットよりも寿命は長かったのです(Ind. Eng. Chem.1934267758-761)。

これは缶詰の野菜は、高温調理されているので、より消化しやすい形になっているからですね。

缶詰はある理由があってオススメしていませんが、その缶詰でさえ、生野菜よりマシということなのです。

現代の加工食品は最悪ですが、ローフードを食べるというのも危険だということなのです(^_−)−☆。

 

関連記事

  1. 『アトピ―性皮膚炎も“代謝病”である!』

  2. 『そのフレンチフライ大丈夫?〜プーファ・フリーシリーズ』

  3. 『日本でも起こる新型コロナ遺伝子ワクチン接種後のアナフィラキシー反応』…

  4. 『植物は声を聴き、話す!』

  5. 『ベゾスの人工ミルクはいかが?』

  6. 『プラスチックの雨と風〜リアルサイエンスシリーズ』

  7. 『群れると病原性が高まる!』

  8. 『”グルテンフリー”って本当??』