◆パレオ協会Q&A ◆
今回は、鉄とバクテリアの関係に関するご質問について回答いたします。
(ご質問)
いつも大変お世話になっております。
貴重な情報を日々発信してくださり、心より感謝申し上げます。
『慢性病は現代食から』の中で、私は“余剰鉄がバクテリアの栄養源となり、血液中で休眠していたバクテリアが目覚めて増殖し、エンドトキシンやリポテイコ酸といった毒素を放出して慢性炎症を引き起こす”という理解をしておりました。
一方で『世界一やさしい薬のやめ方』では、“バクテリアは原因ではなく、細胞死後のゴミを片付けに集積している”という説明があり、バクテリアを「掃除屋」として捉える視点が示されています。
この2つの説明の間にある矛盾ではなく、より深いメカニズムの違いを学びたく、「余剰鉄によってバクテリアが増殖してしまう理由」について、ご教示いただけますと幸いです。
お忙しい中恐縮ではございますが、どうぞよろしくお願いいたします。お忙しい中恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。
(回答)
・大変良いご質問です。たしかに、『世界一やさしい薬のやめ方』にエビデンスをお示ししたように、バクテリアには炎症のあと壊死した細胞や細胞群を掃除する役割があります。しかし、腸内および血液中のバクテリアは少ない方がよいです。なぜなら、バクテリアが過剰増殖すると、死滅したときにエンドトキシンなどの炎症性物質を放出するからです。
・鉄はバクテリアだけでなく、細胞にとっても必須元素ですが、過剰になるとプーファの脂質過酸化反応を通じて、細胞およびバクテリアを死滅させます・・・・・・・・・・・・・

















